夜眠れない寝室、朝起きられない寝室など、間取りやリフォームの失敗でストレス満載になった事例と、快適にするワンポイントアドバイスをご紹介します。寝室は人生の三分の一を過ごす部屋。もっと快適にするリフォームを考えてみましょう。

人生の三分の一を過ごす寝室なのにストレス満載?

リフォームというと、キッチンや浴室、リビングばかりを思い浮かべがちですが、寝室は人生の三分の一を過ごす部屋です。また慢性的な睡眠不足にある現代人にとっては、睡眠の質が重要な時代と言われています。
寝室をもっと快適にするリフォームを考えてみよう。気持ちよく眠り目覚める寝室なら、毎日はつらつと過ごせるはず。

寝室をもっと快適にするリフォームを考えてみよう。気持ちよく眠り目覚める寝室なら、毎日はつらつと過ごせるはず。


しかし、家の中での寝室の優先順位は、まだまだ低いもの。リフォームでも予算を回すのは最後の最後、洋室にただベッドが置いてあるだけというケースも多いのです。そこで今回は、寝室の間取りやリフォームの失敗事例を4つのパターンに分けて8つご紹介。ぐっすり眠って、スッキリ起きて、毎日快適に暮らすための寝室リフォーム術をご紹介します。

寝室リフォーム 方位での失敗事例

失敗事例-1 毎朝5時に起こされる、東向きの寝室

マンションをリフォーム。東側に大きな窓のある部屋を寝室にした。冬の朝は暖かく気持ちがいいのだが、夏になると早朝から強い日差しが入り込み、朝の5時から暑くて眩しくて寝ていられない。遮光カーテンを取り付けてみたが、スキマから日差しが入り込み、カーテンとサッシの間の空気があっという間に熱せられ、朝からとても暑い。

結局、追加リフォームでエコガラスの入った内窓を取り付け。カーテンもサッシ全面をシッカリ覆うような形に作り変え、やっと朝ゆっくり眠れるようになった。

失敗事例-2 夜中でも30度を超える、西日が入る寝室

一戸建てで西に面した部屋を寝室にしたが、夕方になると強烈な西日が入ってきて、室温が急上昇。夜中でも30度を超えて眠れない。カーテンを閉めても効果が無いので、改めて雨戸を取り付け、夏の夕方は雨戸を閉めて対策している。

寝室リフォーム ワンポイントアドバイス

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朝日も西日も日射の強さは変わらない。朝ゆっくり眠りたい人は東向きの寝室を避けるのがお勧め。

朝日も西日も日射の強さは変わりません。西日だけでなく、夏の朝の太陽光の対策も忘れずにしておきましょう。

窓には雨戸やシャッター、もしくはスキマが無いよう遮光カーテンを取り付け、眠っている間は、部屋を暗く保てるようにしておくことも、良質な睡眠をとるためには肝心です。

寝室リフォームの計画の際は、朝ゆっくり眠りたい人は東向きの寝室を避ける、夜早く眠りたい人は西向きを避けるなど、生活スタイルによって窓の方位を考えておくとさらに快適に暮らせます。

寝室リフォーム 間取りでの失敗事例

失敗事例-3 夜中に動く電化製品の音で眠れない寝室 

キッチンのリフォームを行ない、最新型のシステムキッチンやキッチン家電を購入、満足のいく仕上がりになった。しかし、新しい間取りはキッチンと寝室が隣り合わせ。普段は気にならないのだが、朝焼きあがるようにホームベーカリーをセットすると、音がうるさいことに気付いた。

他にも寝る前にセットする食器洗い機、生ゴミ処理機のファン、換気扇の音など、1つ1つは小さい音なのだが、気になり始めると耳について眠れない。結局、夜間はできるだけ使わないようになった。

失敗事例-4 リビングの音がうるさくて眠れない寝室

家族のコミュニケーションを大切にするため、リビングから寝室と子ども部屋へ入る間取りにした。しかし子供が大きくなると、生活時間帯が遅くなり、夜遅くまでリビングでテレビを見ていて、うるさくて眠れない。結局、みんな自然と個室で静かに過ごすようになった。

寝室リフォーム ワンポイントアドバイス

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夫婦のための寝室は、子ども部屋と少し離しておくことも大切。

良質な睡眠をとるためには、静かにゆっくりと安らげる寝室にしておくことが大切です。最近は夜中に音を出す家電もあります。寝室とキッチンは少し離して計画しましょう。

また夫婦の寝室をリフォームする時は、大切な夫婦の時間をくつろいで過ごせるよう考えておきましょう。夫婦のプライバシーが守られるよう、寝室と子ども部屋との距離は少し離す、寝室と水まわりとの距離は近付ける工夫をしておくと、さらに快適に暮らせます。

寝室リフォーム 環境での失敗事例

失敗事例-5 枕元を人が歩く寝室 

マンションリフォームの際、南側は幹線道路に面しているため、静かな北側に寝室を配置した。しかし北側の窓は共用廊下に面していて、夜その廊下を人が歩くたび、静けさの中で足音が際立つ。まるで枕元を人が歩いているような気がして、そのたびに目が覚めてしまうようになった。

その後、内窓を取り付けてとりあえず安心して眠れるようにはなったが、窓を開けると、眠っているすぐそばを人が通るので、窓は開けられないでいる。

失敗事例-6 音と光が忍び込んでくる寝室

リフォームの際、寝室はできるだけ広く明るくと思い、南側に大きな窓のある部屋を寝室にした。家の南側は幹線道路に面しているので、防音対策のために防音性能が高いサッシを使用。これで安心! と思ったのだが、それでも車の音がうるさい上に、カーテンのスキマからチラチラとヘッドライトの光が入ってきて、目について落ち着いて眠ることができない。

調べてみたところ、音は換気扇から入っていたことがわかったため、防音タイプの換気扇に交換リフォームを行い、外からの光はシャッターを取り付けることで解決した。

寝室リフォーム ワンポイントアドバイス

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音と光は忍び込みやすい。幹線道路だけでなく隣家のリビングに面した部屋を寝室にするのも注意が必要。

部屋の環境を向上させる早道は、窓を押さえることです。音や光は忍び込みやすいので、内窓やシャッターなどで窓の性能を向上させ、シッカリ対策しておきましょう。

木造住宅の場合は、同じ家の中でも上下階で響くミシミシ音が気になることもあります。特に二世帯リフォームをする場合は、上下階の間取りに注意しましょう。

 


寝室リフォーム 内装での失敗事例

失敗事例-7 布団をかぶらないと眠れない寝室

赤はやる気が出る色と聞いて、壁の一部に赤い壁紙を張り、天井には白とグレーの薄い木目柄の壁紙を張った。

元気な時はよかったのだが、疲れた日に赤い壁を見ると疲労感が増す上に、眠れない夜に天井を見つめていたら、柄が人の顔や目に見えてきてしまい、布団をかぶって寝るようになった。やはり寝室は、落ち着いたシックなインテリアにしておけばよかったと後悔している。

失敗事例-8 朝起きられない寝室 

寝室は暗く落ち着いた部屋のほうがいいだろうと思い、ほとんど日の当たらない半地下を寝室として使うことにした。しかし、朝になっても太陽光が差し込まないため、スッキリ起きられない。だんだんと夜更かしぎみになり、朝に寝坊するような生活になってしまった。

寝室リフォーム ワンポイントアドバイス

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天井の柄に注意。疲れていると目がちらついたり、顔に見えて眠れなくなることも。

寝室のインテリアは、ゆっくり落ちつけるよう、彩度の低い同系色でまとめましょう。天井は無地を選ぶのが基本です。また夜は暗く、朝は明るくというメリハリが、体内時計を整えて、毎日の活力を生み出します。寝室リフォームの際には、室内環境に留意して計画を立てましょう。

ぐっすり眠れるようになった寝室リフォーム成功例は下記でご紹介しています。そのカギとなるのが内窓の取り付け。意外な効果で快適な寝室が作れます。 夜はぐっすり眠り、朝はスッキリと起きることができる、体内時計のリズムを整えて勉強がはかどる子ども部屋を作るリフォーム術は下記でご紹介しています。 また寝室で多い悩み、ベッドでいっぱいでクローゼットが開かない!そんな悩みを解決する寝室でのクローゼットの作り方は下記でご紹介しています。 【関連記事】

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