吊り戸棚レスのキッチン収納例3:
パイプでの吊り下げ収納
立った姿勢で視界に入る位置は、手の届きやすい範囲と一致します。ということは、その範囲に道具が収納されていれば使いやすいということ。しかも手が濡れていても、火元から目を離したくないときでも、すぐに道具が手にとれれば、調理の流れが中断されなくてすみます。そこで便利な方法は、パイプに道具を吊り下げること。
その吊り下げ収納の位置は、レンジか調理台近くがベスト。調理台には、下ごしらえや味つけ途中の材料や道具を広げたいので、余分なモノがあると邪魔に。レンジで調理しているときは、タイミングよく道具を手にしたいからです。
鍋やフライパンを下げてもいい |
使いやすい収納があれば、吊り戸棚がなくても大丈夫だと思えましたか? その代わりに大きな窓や天窓を設けたり、ダイニングへの見通しを良くして、調理するだけではない気持ちの良いキッチンへと発想が広がります。そんなキッチンを中心に、家族や友人とのコミュニケーションが深まっていくことを期待しましょう。
INDEX
吊り戸棚レスのキッチン収納例1:天井からの吊り下げ収納
吊り戸棚レスのキッチン収納例2:壁面にオープン棚
吊り戸棚レスのキッチン収納例3:パイプでの吊り下げ収納