住宅メーカー・依頼先選び/住宅メーカー・依頼先選びのポイント

「良い営業担当者」の見分け方(下)(3ページ目)

今回は「良い営業担当者」と「ダメな営業担当者」の具体例を紹介。その中から、住まいづくりの過程で余計なストレスを感じないですむようにする、営業担当者との付き合い方を考えてみましょう。

田中 直輝

執筆者:田中 直輝

ハウスメーカー選びガイド

話を今回のテーマである良い営業担当者の資質「自分の都合を押しつけない」に戻すと、それは違う表現をすると「施主を疲れさせない」ということになるような気がします。それは、私が展示場で相談員をやっていてそう感じるからです。

コミュニケーション不足が不安や疑問を生む

住宅ローン金利
契約してから不安になることの一つに、住宅ローンの決定がある。一度説明されてもわからないことがあるため、理解できるまで何度も説明を求めよう
相談される方には、既に契約をされたという方や既に着工済みという施主の方もいらっしゃいます。共通しているのは、そうした方々が精神的に疲れているということ。相談の中身は様々ですが、私に色々な不安や疑問を涙ながらに投げかけてこられる方もいます。

ただ、そうした不安や疑問の多くは、営業マンとのコミュニケーション不足に起因していることが多いようです。営業担当者も不安解消に頑張っているとは思うのですが、一度説明しただけでは私たちは理解できないことも多いもの。住宅って価格の話をはじめ、難しい内容ばかりですから。

施主の方にも遠慮があるようです。一度説明を受けたことについてもう一度説明を求めるのは申し訳ないというような。ですが、良好な関係ができていると、こうした再度の説明でも営業担当者は気軽に答えてくれるはずです。遠慮しないですむことが、住まいづくりのストレスを解消してくれるのです。

工務店や建築家でも大切な「人」との出会い

住まいづくりは本来、体力的に疲れるものだと思います。それは信頼できる営業担当者にあたったとしてもです。前述した私の親類は引き渡しを受けた後、しばらく寝込みました。この上、精神的なストレスがあるとたまらないですよね。

営業マン2
遠慮せずに何でも相談できる人との出会いが住まいづくりには欠かせない要素だ
また、何らの疑問や不安を抱えたまま住宅が完成してしまうと、それはクレームの発生に結びつきかねません。クレームの多くは、営業担当者とのコミュニケーション不足からくるという調査結果もあります。重大なクレームにならなくても、完成した住まいに対する愛着を損なうこともないともいえません。

今回の記事は、施主とハウスメーカーの営業担当者の関係について書きましたが、実はこの話は建築家や工務店に依頼するケースでも同じことがいえるのです。皆さんにとって遠慮せずにすむ、疲れない関係でいられるパートナーを選ぶこと。良い人との出会いが、良い住まいづくりやハウスメーカー選びの近道だと思います。

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「良い営業担当者」の見分け方(上)
「住宅価格の基本 住まい造りの過程から考察」
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