手作りの料理は、趣ある囲炉裏でいただくとさらにおいしい

囲炉裏
友達を招いた時も好評の囲炉裏。火を囲むと気持ちまで和やかになる
一方、奥様は手作り料理の名人です。散歩の途中で摘んだ木いちごやグミ、あけびなどをおいしいジャムに。庭先に芽を出したヨモギ、フキノトウなどあらゆる山菜が食材になります。「料理は昔から好き、ここに来たら、旬を味わわなくちゃね!」と言います。

奥様の手作り料理をいただくのが、趣のある囲炉裏です。「友達が来ると、みんなこの囲炉裏のまわりに集まって、食事をしたり、話し込んだり……。火を囲むとみんな表情がやさしくなります」。


ふたりで綴る富士山麓の自然についての同人誌づくりが楽しみ

同人誌
Mさん夫妻が年に4回発行する『ドクタービレッジの四季』。富士山麓の気候や自然が夫妻の目を通して表現されている
またお二人には共通の趣味があります。それは同人誌『ドクター・ビレッジの四季』の製作。富士山麓の自然や生活に関係したことだけを書き綴った小冊子で、奥様が短歌や俳句を、ご主人が詩や日記を担当。年に4回発行、もう6年間も続けられています。

「こんなに長く続くとは思いませんでしたが、今では楽しみにしてくれている人もいるので、がんばらないとね」とご主人。この同人誌は「富士ヶ嶺高原別荘地の富士ドクタービレッジ」の管理事務所に置かれています。ご主人の書かれた日記を読めば、この富士山麓の気候がどんな気温なのか、どんなふうに過ごせるのかイメージしやすいですよ。

2004年 17号の夏の日記を一部引用させていただきました。
8月11日(水)
昨日の夕方、ホトトギスの声を一声聞いて、昨年は8月10日が聞き納めだったので、あ、最後のホトトギスの鳴き声かと思ったのだけれど、今朝もホトトギスは鳴いた。(中略)早朝、昨日約束したからと、渡辺さんが畑で取れた胡瓜を届けてくださる。今朝は朝から曇り。ススキの穂もあちこちに立ち上がって目につくようになった。『ドクター・ビレッジの四季』より


どことなく国木田独歩の『武蔵野』のような雰囲気で、富士山麓の自然の様子が綴られています。

まとめ

当初は、富士山が見えることにこだわった別荘ですが、別荘半分、自宅半分で過ごすMさん夫妻にとって、今では富士山は空気のような存在。富士山が見えていても、見えていなくても富士山に見守られているという安心感が大きな支えになっているようです。

またリタイア後の生活で、夫婦お互いに共通の趣味があることで、友達のようなフレッシュな関係が生まれるということにも気づかされました。何のために別荘を持つか、その目的をはっきり持つことが大切ということでしょう。
今回取材しましたMさんの別荘地は「富士ケ嶺高原別荘地 富士ドクタービレッジ」です。
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