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「ほしいリゾート」編集長にインタビュー(2ページ目)

リゾート市場に活気がでてきたのは本当なの? その実態をリゾート物件情報誌「ほしいリゾート」の編集長に直接取材してみました。

平野 ゆかり

執筆者:平野 ゆかり

別荘・リゾートマンションガイド

これからのリゾートは普段着感覚!

ほしいリゾート編集長
「ほしいリゾート」編集長・小野央嗣さん
「かつて別荘というとぜいたく品のイメージがありましたが、ここ数年で、その考えが変わってきているのではないかなと思うことがあります」と小野編集長は指摘します。

というのも、以前「ほしいリゾート」で実施した既購入者によるグループインタビューで、「私の別荘は別荘じゃない! セカンドハウスです」とおっしゃる人がいたからだそうです。「その方は、すごいお金持ちでなく、貯金をコツコツ積み立てて中古別荘を購入。手直ししながら上手に使っていて、2軒目を持っている感覚なんですね」。

田舎暮らしで自分の生活を見つめ直す

都会重視から自分のライフスタイルを見つめなおすために、新しいところに住んでみる、そういう流れで2軒目を購入する人が若い人のなかにも増えているそうです。それは新幹線や高速道路を使って、短時間で移動できるようになったことと、インターネット環境が地方でも充実してきたことが理由ではないかと分析されています。地方に行ってもネットを使えば都会に居るのと同じように情報収集もできるし、仕事もできるのです。

「ほしいリゾート」では仲介物件も1,000件以上掲載されています。1,000万円前後の中古別荘も数多くあり、若い人たちのなかには、こういった物件を購入して田舎暮らしを楽しんでいる人が増えているとのこと。「別荘を買うことが、よそゆきでなく普段着になるように、リゾートの裾野を広げていきたい! そのためにも、別荘を持つことの意味や楽しみをわかりやすく誌面を通して伝えたい」と熱く語ってくれました。

物件の上手な探し方は?

最後に、小野編集長に物件の上手な探し方を聞いてみました。

「物件情報なら、『ほしいリゾート』を参考にしてください。情報収集できたら、不動産会社に問い合わせ、不動産会社と仲良くなっていい情報をもらうことです。「ほしいリゾートnet」には購入体験談のページもありますから、実際に購入された人や移り住んだ人の話も参考にしてください」とのことでした。

沖縄のような遠いリゾートは、交通費の負担も高くなります。できるだけ情報を集めてから現地に行くようにしましょう。エリアやスポット情報はネットやいろいろな雑誌を読み、不動産会社に段取りよく現地を案内してもらいましょう。
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