騒音に悩まされた住人が裁判で勝訴


上の部屋の飼い犬の鳴き声などが原因で寝不足になったとして、名古屋市のマンションに住む男性が損害賠償を求める訴訟を起こしました。結果は原告の勝訴。名古屋地裁の裁判官は、慰謝料40万円、そのほか引越し費用など計約100万円の損害賠償を命じました。(2004/12/15)

このケースの場合、2002年6月ごろから上の部屋で犬を飼い始めたことに気がつき、鳴き声や足音に悩まされ連日連夜不眠に悩まされ、さらに2004年5月には原告は睡眠用に別の部屋を借りるほどになっていたと言います。
ちなみに、このマンションではペットの飼育は禁止されており、それにもかかわらず犬を飼っていたことから原告は損害賠償とともにペット飼育禁止を求めました。(ただし、このケースでは、『ペットを飼うことで原告の部屋の所有権や占有権は侵害されていない』として、飼育禁止は認められませんでした)

騒音トラブルは集合住宅につきもの


このような隣人とのトラブルは分譲マンションだけでなく、賃貸マンションでも後を絶ちません。ペットだけでなく音楽や子供の足音などの騒音問題は、敷金問題と並んで上位に上がるトラブルです。騒音は、入居者同士の感覚の違いもあり、同じ程度でも苦痛に感じる人もいればまったく気にならない人もいるため、賃貸でも解決が難しいのが現状です。
これまでは騒音で悩まされた場合には、泣き寝入りするケースがほとんどでしたし、賃貸では裁判に持ち込むよりも、悩まされたほうが引っ越す、という対策をとっているように思われます。
騒音は住んでみないと本当のことは分からない。でも、ある程度の予想はできる


「賃貸ならトラブルになっても引越しも簡単でいいじゃないか」と思われがちですが、やはり引越すとなれば、それなりの精神的・肉体的・金銭的負担がかかりますから、できるだけトラブルは事前に防ぎたいもの。では、どうすれはいいのでしょうか?