現地の言葉に自信のある人はいいのですが、そうでない人は・・・。とにかく不安がつきものですね |
サラリーマンにとって、突然言い渡される「転勤辞令」は、新天地での生活が待っています。しかもそれが、国内ではなく海外だったら、あなたはどうしますか?
これまでに、海外へ何度も行き、語学も堪能で、その土地に慣れているのなら不安も少ないかもしれません。が、もしはじめての海外生活で、それほど語学にも自信がなかったら・・・?仕事だけでなく、生活にもちょっと不安を覚えてしまいます。
特に最近は、家族がいる場合は教育問題や安全性の面から同伴せず、単身赴任するケースもあったり、生活への不安がそのまま仕事にも影響してしまうなど、海外赴任をネガティブなものにとらえてしまう傾向もあるようです。
今回は、「住まい」を中心に、海外赴任のための情報をまとめてみました。
現地での住まいは?
まずは、現地での住まいについて。赴任先によってどんな住まいに住むのかはまさに千差万別。一般的に日本人が海外赴任する先は、どんな国でもたいてい治安がいいところ、生活環境が整っているところを選ぶため、家賃は高めになります。その代わり、リビングが広々としていたり、ガーデンパーティができる庭があったりと、日本での暮らしよりグレードがアップすることも。
前赴任者が住んでいた部屋にそのまま引き続き住むケースがありますが、もしその部屋が気に入らなかったら現地の不動産エージェントを通して自分で探すことになります。
主要な都市ならたいていは日系のエージェントがあるため、言葉に自信がない人は利用するのがオススメ。でも、インターネットなどで検索してみると、現地のエージェントにもいい物件情報がたくさんありますから、情報収集はしてみたほうがいいかもしれません。
エリア決定は慎重に
住むエリアの周辺環境のチェックは大切 |
まずは現地の情報を集めること。現地にいる会社の同僚や知り合い、現地にいたことがある人などに聞き、現地の様子を知ることが第一。
単身、または夫婦だけで海外赴任するなら住むエリアの選択肢も広がりますが、家族が一緒となると幼稚園や小学校の範囲からエリアが限られてきます。
また、日本人が多いエリアに住むのかどうかもその後の生活に関係してきます。日本人が多いエリアでの生活は何かと助かることも多いのですが、どうも日本人としか接触しない生活をしてしまうこともあるよう。せっかく海外に行ったのだからできるだけ現地の生活になじみたい!と思うようなら、現地の人たちに溶け込むエリアを選ぶといいでしょう。
もし、現地に土地勘がないようなら、まずは短期滞在のウィークリー・マンスリータイプの部屋を借りて住み、周辺環境を調査してから実際に借りるエリアを決定する方法もオススメです。