賃貸契約に欠かせない連帯保証人。その責任の重さから親や兄弟でさえ、ましてや親族や知人に頼むのは気が引けます。特に、社会に出て働いている人は十分に家賃を払っていくだけの収入を得ているし、家賃を滞納する可能性もない人がほとんどのはず。しかし、両親はすでに亡くなっていたり、健在であっても年金暮らしをしているなど、親や親族に連帯保証人を頼むのは無理なことも多々あります。また、経済的に完全に自立しているのに連帯保証人を他人に頼むのは、やはり避けたい……と考える人が増えています。

そこで、「連帯保証人が必要なく部屋が借りられるシステムを活用しよう。」というユーザートレンドにあわせ、最近では、いろいろな会社がサービスを開始しています。それぞれの特徴をまとめてみました。

連帯保証人不要のシステムとは?


大まかに言って、不動産会社と入居者との間に保証会社が入り、入居者はそこにお金を払うことによって連帯保証人を立てなくてもいいというシステム。金額や保証会社の審査基準、またその他のサービスに少し違いがありますので、それを紹介しましょう。

  オリコ リプラス 日本賃貸保証 SBIギャランティ
どんな会社? 信用保証、融資などを主な事業とする、オリエントコーポレーション。昭和29年創業。 不動産ファンドのアセットマネジメント事業、賃貸住宅の滞納家賃保証システムの提供事業を行うリプラス。2002年9月設立。 賃貸仲介業務・賃貸住宅管理業務を行う不動産業者と代理店委託契約を締結し、賃貸保証システムの窓口を業務とする。昭和63年9月設立。 家賃滞納保証をはじめとする各種保証業務を行う。100%SBIホールディングスの出資会社。平成18年2月設立。
サービス内容は? 家賃3~30万円の賃貸物件に対し、毎月賃料の1.8%を払えば連帯保証人不要となるサービス:「住まいるパートナー」 初回の保証委託料:月額賃料の50%~1ヵ月(物件により異なる)。年間保証委託料:1年ごとに1万円を支払うと、連帯保証人が不要になる。 賃貸保証システム「JIDトリオ」:賃貸借契約時に契約年数に応じて一括で保証料を支払うもの。2年契約:賃料の50%、3年で75%。賃料が5万円以下の場合には、一律2万5000円。 サービス使用料は、年間1万円+月額500円(税別)で、連帯保証人なしで賃貸借契約ができる
例えば? 10万円の部屋を2年間かりた場合の2年間の保証料:43,200円(※1) 10万円(賃料+管理費+駐車場)の50%を初回の保証料として委託した場合の2年間の保証料:6万円 10万円(賃料+管理費+駐車場代)の部屋を借りた場合の2年間の保証料:5万円 10万円の部屋を2年間借りた場合の2年間の保証料:32,000円(税別)
利用するには? 原則として、20歳以上で個人居住用の賃貸物件を借りる人が対象。未成年の場合は、親権者が契約者となる。 運転免許書、パスポート、健康保険証など個人を証明できる書類を提出し、リプラスの審査を受ける。 賃貸保証委託申込書を記入し、代理店を通じてJIDに送られ、審査される。適正に賃料が支払える、申込み内容に問題がないなどが審査クリアの条件となる SBI家賃保証サービス取扱いに加盟している不動産会社で申込書に記入してFAXが送られると、最短30分で審査結果が分かる
その他 スタンダードカードをはじめ、女性向けカードや自由払いのカードなどバリエーションが豊富。使用に応じて1スマイル(ポイント)を貯めることが出来る 未成年の場合は、親権者同意書が必要。また、貯金通帳のコピーも必要。 両親が亡くなって兄弟がいない、年金暮らしだけど子供に頼りたくない、現在フリーター、などの人でも申し込める。 入居者が学生の場合には、親族が契約者となること。就職前や収入がない場合には、各種証明書を提出することで可能になることも。詳しくは、不動産会社窓口にて相談。
※1 オリコと契約する不動産会社からの不動産賃貸借契約における毎月の請求総額に対し、 1.8%を乗じた金額が保障料となる


連帯保証人が不要になるだけでなく、それ以外のサービスを始める保証会社も登場してきました!そのサービス内容をご紹介しましょう。