2. 本予算の他に10~30%の「予備予算」を設定
リフォームが終わった後で、新しいお部屋のイメージに合わなくなったカーテンを買い替えに走るなんていう話もよく耳にします。(画像提供:東リ株式会社)
そこでリフォーム予算を検討する際には、支出できる本予算の10~30%を「予備予算」として確保しておくと良いでしょう。つまり予算総額が300万円であるならば、当初のリフォーム本予算を210万~270万円くらいに設定しておき、「予備予算」として30万~90万円を確保しておけばよいのです。
これなら、どうしてもやっておきたいリフォームが生じてしまった時や、工事中に追加や変更が必要になった場合にも対応しやすくなります。また、リフォーム後の仕上がりに応じた内装やインテリアの購入費用としても、この「予備予算」が役に立つのです。
3. 「工事以外の必要経費」をチェック!
お風呂やキッチンが使えない間の経費って家族が多いほど掛かってしまうものです。これも工事以外の費用として予算化しておきましょう。
そして細かい部分になりますが、小規模なリフォームであっても、キッチンやお風呂が使えない間の外食費用や入浴費用がかかります。1日だけならまだしも、数日から1週間以上ともなると家族全員分ですから結構な費用になるものです。
このようにな経費について、リフォームの工程や住宅設備などの使用できない期間をあらかじめ業者と打ち合わせしておけば、最初から予算化しておくことが可能になり、想定外の支出を防ぐことができるのです。
次のページでは、追加工事費用に関わるキーワードについてご紹介します。