リフォームを実施しようとしている方、あるいはすでに実施した方の多くは、予算オーバーの体験をしているはずです。慎重に工事内容を吟味して、プランを決定したはずなのに、工事がスタートしてから追加工事が発生し、多かれ少なかれ予算オーバーになっているようです。

そこで今回は、リフォームに多くありがちの「追加費用がかさむ」4つの理由についてご紹介致します。

理由1)下地補修・補強を軽視した見積りをもらっている

相見積りで最安値の契約をしたと思っているケースで生じやすいのが、下地補修や補強の追加費用です。リフォームは表面的な修繕だけで済めば、リフォーム費用が安くなるのは当然です。この下地補修や補強費用を含めないことで、表面的な工事費用は安く見えるのです。

しかし実際には、ある程度劣化が進んでいる建物をリフォームする訳ですから、下地や構造部を補修・補強した方がいいことが多く、むしろそういった工事を省く方がイレギュラーであると考えておきましょう。当初の見積り金額にこれらの補強・補修費用が入っていないと、やはり工事していくうちに構造部の傷み、劣化に気付く結果になり、費用がかさんでしまうという訳なのです。

実際に今回の大震災で多発したようですが、エコキュートを設置したが、設置するための基礎を作っていなかったり、転倒防止金具を取り付けていない、あるいは転倒防止金具を設置しているが下地の弱い箇所に取り付けていたために金具が引き抜け、重たい貯湯タンクが転倒したなど、こういう時に下地や補強の大切さに気がつくのです。補強・補修はあらかじめ見積り金額に盛り込んでもらうのが賢明なのです。

理由2)キレイな仕上がりを見て途中変更したくなる

リフォーム

住まいがリフォームで見違えるようになってくると、ついつい欲が出てしまうようです。途中変更は費用がかさむ元です。

笑い話のように聞こえるかもしれませんが、リフォームをするとほとんどの方がその出来の美しさに驚きます。「こんなにキレイになるのなら、もっと早く頼めばよかった」とばかりに、まるで魔法にでもかかったようにキョトンとしてしまうケースがあります。

計画的に打ち合わせしていた時にもらった見積り書ではそこそこ納得できる金額であったことから、キレイになりつつある住まいを見ていると、ほんのちょっとの追加費用で、ココもアソコもリフォームできてしまうような錯覚に陥る方が多いようです。

結果、計画変更によって無駄が生じていたり、工期を間に合わせるために突貫工事になり費用がかさむのです。このような突然の計画変更も追加費用を増大させる要因なのです。

次のページでは、 追加費用がかさむ原因でありながら、トラブルにも発展しかねない理由についてご紹介します