4. 想定される「下地・補修工事費用」は見積りに入れてもらう

下地工事
追加費用が発生しそうな部分については、工事契約前に業者としっかり話し合っておきましょう。
リフォーム工事後のトラブルで多いのが「追加工事の費用」についてです。見積りに含まれていると思っていた「下地補修」が実は含まれておらず、工事中に業者の職人が言った「下地が傷んでいるので、一緒に補修しておきますよ」という何気ない一言にうなずいてしまうと、それが「追加工事」の同意と受け止められてしまうことがあり、後でトラブルになるケースも少なくありません。

リフォーム業者から見積書をもらうときには、追加工事の恐れがある部分について事前に説明してもらい、見積りに入っているかどうか、また見積りに入っていない場合はその費用をあらかじめ聞いておきましょう。特に築年数が20年以上経過しているような建物では、まず補修が発生すると考えておき、予算化しておいた方が無難です。

できることならば、追加工事になりやすい「下地・補強工事」などは最初から見積り金額に入れておいてもらい(工事の上限金額を提示してもらう)、それらの下地・補強が不要であった場合に、当初見積金額から差し引いてもらうように打ち合わせしておければ予算オーバーはほとんど防げるはずです。

5. リフォームの常套句「ついでに」に惑わされない

何回もリフォーム工事をやるのは面倒です。だからついつい「ついでに」という言葉に引っ張られてしまいがちです。

でもよくよく考えてみてください。もし本当にそれらが必要であるならば、前ページでご紹介した「リフォーム計画リスト」の中に入っていたはずです。もしこのリストの中に無かったのであれば、業者から見積書をきちんともらった上で、先ほどの「予備予算」と照らし合わせて検討すべきです。

またキッチンや浴室などの住宅設備を入れ替える場合などでは、ぜひ一度メーカーショールームなどで実物を確認しておく方が良いでしょう。そしてできるだけ工事中に仕様変更することがないように、実際に触って住宅設備の質感や使い勝手、オプション品などをしっかりと見極めておきましょう。さらに可能なら家族全員で見に行き、それぞれの意見をまとめておくことをおすすめします。

リフォームは一生に一度だけではないのだから……

リフォームは一生に一度とは限りません。むしろ家族の成長や生活スタイルの変化に応じて、フレキシブルに対応できるのがリフォームです。なんでもかんでも1回きりのリフォームで終わらせようと欲張るのではなく、状況を見ながら少しずつリフォームするのも悪くありません。「ついでに」やらなくても、後からやっても費用に大差ないケースもありますから、むしろこういった心構えを知っておき、リフォームプランの段階で「予算オーバーになりやすい計画・見積り」にならないようにしておきましょう。



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