リフォーム予算をしっかりと抑えながら、理想のリフォームを実現するのは至難の業です。 |
費用をしっかりと抑えながらも、自分たちが考える理想の住まいにリフォームしようと思ったら、やはり上手に計画を立てることが何よりも重要になってくるのです。
今回は、リフォームを検討するときに知っておきたい「リフォーム計画・予算設定の5つのキーワード」についてご紹介いたします。
1. 「リフォーム計画リスト」で目的と優先順位を確認
当初のリフォーム目的をしっかりと記録しておくことで、頭の中が整理できます。(画像提供:TOTO株式会社)
そこでリフォームを検討する際にぜひ行っておいていただきたいのが、今回のリフォームの目的と優先順位を記載した「リフォーム計画リスト」を作成するということです。
「家族が増えるので、明るくて居心地の良いリビングを作りたい」とか、「お風呂が狭くて寒いので、広くて温かい浴室にしたい」などといったリフォームの目的を、「リフォーム計画リスト」の一番上に書いておきます。
そしてそのリストに「ここだけはどうしても譲れない!絶対にリフォームしたい!」順に、リフォームの要望を書いていきます。例えば「壁の仕上がりはタイル調にする」、「床暖房を設置する」、「浴槽を現在より広くする」といった家族の希望に順番を付けておきます。
こういったリストを作成しておくことで、予算オーバーになりそうなときでも、今回のリフォームではあきらめる箇所が明確になりますし、家族間の打ち合わせにおいても検討するポイントがぶれないので、計画立案には非常に役立つのです。スマートフォンの「ToDoアプリ」などで、優先順に応じた並び替えやチェックマークなどを活用するのもいいでしょう。
リフォーム費用を予算内で抑えるためのキーワードはまだまだあります。次のページでご紹介します。