カンジダ感染症の原因
直接、性器に対する原因と、全身状態から発症する原因があります。前者ですと、性器が不潔な状態や汗、おむつや生理用品などで湿度の高い状態にある。また、性行為により起こります。
後者では、免疫が下がるような薬(免疫抑制剤)や抗生物質、ステロイド剤を使用している場合に起こります。また、エストロゲンが高い状態の妊娠時(妊婦の15%がカンジダになるともいわれています)やピル服用時にもなることがあります。
カンジダの治療
真菌(カビ)を殺す薬を膣に入れる(膣錠)、患部に塗る、内服するという治療になります。医師の判断や症状によって異なりますが、膣錠を1回挿入するだけで終わる場合もありますが、1週間ぐらい使う場合もあります。また、男性の場合は、塗り薬や内服も使用されます。※妊娠時の使用に関して、問題ないとも言われていますが、薬や症状によっても異なりますので、医師の判断に従ってください。
カンジダは、人によっては、なかなか治らなかったり、体調によってはすぐに再発するということもあります。あまりナーバスにならず、医師と相談して治療を進めてください。
*ネット上での診断・相談は診察ができないことから行えません。この記事は実際の薬局での会話をもとに構成したものです。相談が必要な方は、医師や薬剤師に実際にお聞きください。
【参考リンク先】
カンジダ感染症>東府中病院
婦人の病気<カンジダ>>花王ロリエ