お部屋をガラリと変える10万円ピンポイントリフォーム(2ページ目)

ちょっと寝転がれる空間を手軽な「インテリア畳」で作る

フローリングはお掃除がしやすいことから、今では当たり前にリフォームでも使われていますが、部屋の片隅でもいいから寝転がりたいとか、直接床に座りたいという場合、やはり畳スペースが欲しくなります。

床の下地ごとリフォームするのであればしっかりとしたリフォームができると思いますが、手軽に一部分だけ畳スペースを作ろうと思ったら、薄型や置くタイプの「インテリア畳」を選んでみましょう。

お部屋全部の床を畳にしてもよいですし、生活動線を考えて部分的に畳にするのでもよいですが、できるだけ他の床との段差を少なくするようにしたいものです。

10畳間（約16m²）のうち、約4畳（約6m²）を畳スペースにする場合、材料費が6
万～8万円です。自分で置くだけならば工事費はかかりませんが、段差を少なくするための工事が必要な場合は、別途工事費が3万～10万円程度生じますので、作りたいお部屋のイメージや使い勝手を考慮した上で検討しましょう。

【インテリア畳にするリフォーム費用】　約6万～8万円
※約6m²の場合。DIYの場合を想定。

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タイルカーペットなら1m²あたり5,000円前後

もっとシンプルに床をリフォームする場合は、タイルカーペットやラグマットを検討してみましょう。ずれないように両面テープなどで接着させるだけなので、手軽に施工できますし、取り外しも比較的簡単です。水洗いができるタイプを選べば、汚れたときも安心ですから、自由度かつ利便性の高いリフォームとすることができるのです。

材料費は1m²あたり4,000～6,000円程度。6畳間（約10m²）の床全部を敷き詰めたとしても、4万～6万円程度。業者に施工を頼む場合は、別途施工費用が2万～3万円（家具の撤去・移動費用は含まず）程度ですので、手軽に模様替えできるリフォームとして選択肢の一つに加えておきましょう。

【タイルカーペットのリフォーム費用】　約4万～6万円
※施工面積約10m²の場合。施工費は含まず。

10万円以下のリフォームで業者をチェックしよう！

今回の記事では10万円程度でできるリフォームをご紹介しました。大規模リフォームでなくてもお部屋の雰囲気を変えることは可能ですし、これから初めてのリフォームを考えている方にとっては、業者選びのきっかけにもなると思います。

リフォームは細かい部分の打ち合わせや工事の積み重ねで成り立っています。施主からすれば「10万円」は大金なのですが、工事業者からしてみれば「小さい工事」と判断されてしまうこともしばしばです。ここに業者の本心が見えてきそうですね。施主の思いをしっかり汲み取れる業者であれば、金額の大小に関わらず、しっかりとした説明や施工技術を提供してくれるはずです。良心的な業者を探す大きなチェックポイントになりますから、ぜひお忘れなく！