リフォーム費用/リフォームコストダウンのコツ

ここで値段を抑える!費用節減リフォームテクニック(2ページ目)

リフォームする上で工事費用はどうしても気になるもの。値段を抑えようとすると、どうしても建材や住宅設備のグレードを下げてしまいがちなのですが、リフォームでは商品グレードを下げる前に一度検討すべきポイントがあるのです。今回はリフォーム費用を抑えるためのテクニックについてご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

3.使える設備はできるだけ再利用する

クリーニングしたキッチン
キッチンは毎日使うゆえ、相当汚れが蓄積します。ハウスクリーニングで新品同様にしてあげるのもテクニックです。
何でも新しくするばかりがリフォームとは限りません。使える設備や建材はできるだけそのまま利用してあげましょう。

古くなったキッチンの場合、ハウスクリーニングで表面の汚れを除去することで見栄えの問題はほとんど解決できます。幅2,100mmのシステムキッチンを新品で購入するとしたら、20万円位~の本体価格に加え、吊戸棚などのオプション品と工事費用が発生しますが、ハウスクリーニングなら5万~8万円程度の費用でピカピカになり、しかもその日のうちに今まで通りキッチンが使えるというのも魅力です。

洗面脱衣室のリフォームの場合などでも、住まい手の動線を考えて、洗面化粧台の配置を変えただけで使いやすくなることがあります。これなら新しい洗面化粧台を購入する必要もありませんし、何より廃材が少なくて済むので、リフォーム予算を抑えることが可能になるのです。

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4.機能・オプションの選定は慎重に

ライフスタイル
ライフスタイルを考えてリフォームを計画しないと、宝の持ち腐れになってしまうことも……。
当たり前な話ですが、システムキッチンの入れ替えや、浴室のリフォームなどになると、ついついあれもこれもと高価なオプションを取り入れてしまいがちです。リフォームは頻繁にできるものではありませんが、かといって無茶して不要なオプションや機能まで取り入れる必要はないのです。

お風呂を在来浴室からユニットバスに入れ替える際、浴室暖房乾燥機を導入して、お風呂を衣類乾燥スペースとして使おうと思ったが、家族の入浴時間がまちまちで肝心なときに洗濯物が干せない……とか、キッチンにビルトインの食器洗い乾燥機を導入したが、お気に入りの食器が大きくて入らなかったから使っていない……など、結構もったいないリフォームをされている方も多いのです。

リフォームは生活に少なからず変化を与えます。それが家族全員を快適にしてくれるのであれば良いのですが、リフォームという言葉に惑わされ、ついつい気が大きくなって、「もったいないリフォーム」になってしまうこともあります。現状、そして今後のライフスタイルをしっかりと家族と相談して、機能・オプションの選択をするようにしましょう。

良い業者は将来を見据えてアドバイスしてくれる

リフォームは家族にとって大きな思い出にもなります。できることならリフォーム業者との打ち合わせは家族全員で参加し、不安や疑問をしっかりと解消させてくれる業者を見つけるようにしましょう。良心的な業者であれば、一時的な取り引きよりも長期的なお付き合いを望むはず。住まい手の将来を一緒に考えてくれる業者を見つけることが、もしかしたら工事費用を節約する近道かもしれません。

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