価格値上げ!?
原油価格の高騰は、生活のあらゆる局面に影響を与えています。かしこいリフォーム計画法を身につけましょう。
リフォームを検討する時にコストの話は切っても切れないものです。具体的にいくらかかるのかわからないゆえに、工事の見積りをもらって、予算オーバーだったりすると、住宅設備や建材の商品グレードを下げることで、費用を抑えようと考えてしまいがちです。

しかし、リフォームだからこそ、工法やテクニックで工事費用を抑える方法があるということをご存知でしょうか。今回は、リフォーム費用を上手に抑えるための4つのテクニックについてご紹介いたします。これらのポイントを踏まえ、業者からもらった見積書をチェックしてみましょう。

1.リフォーム用の建材・設備を採用する

リフォーム用出窓

リフォーム用の設備や建材を使うと、工期も施工費用も抑えることが出来ます。(画像提供:株式会社LIXIL

建材・住宅設備メーカーも、商品価格が高くなることでお客様にソッポを向かれたくはありません。必死の思いで商品を開発しています。

そんな商品の中には、特に「リフォーム用」に特化したタイプがあり、取付費などの施工費用を安く抑えてもらおうという工夫が盛り込まれています。これらを採用することで、材料費がやや割高になったとしても、工期が従来品の場合の1/2~1/4になるので、結果的にリフォーム費用を圧縮することにもなるのです。

例えば床下の排水管を動かさずに交換できるリフォーム用トイレ便器であれば、床補修費+排水管工事費(約2万~3万円)が節約できますし、リフォーム用出窓であれば、内壁及び外壁補修費(約10万~15万円)が不要になります。

ただしこれらリフォーム用の商品は、全ての設置状況に対応できるものではないため、事前に工事業者と現場を見てもらいながら打ち合わせをしておきましょう。

2.廃材が発生しにくい工法を検討する

リフォーム用フローリング
下地が傷んでいないのであれば、既存床に直接貼っていくフローリング材も非常に有効なリフォームアイテムです。(画像提供:大建工業株式会社
リフォーム業者が工事をして発生した廃材は、家庭から出る一般ゴミと違い、産業廃棄物として処理しなくてはいけません。産業廃棄物は家庭用ゴミとは違い、非常に高い処理費用が発生します。リフォームだからと言ってどんどん壊して新しくするのでは、この産業廃棄物処理費用だけでも大変なことになります。

そこで先ほどご説明した「リフォーム用」の設備・建材を使用するだけではなく、できるだけ廃材の発生しない工法を選択するのも、リフォーム費用を圧縮するためのテクニックの一つです。

既存のフローリングが傷み、新しい床材に変更するときには、下地が痛んでいないことが条件にはなりますが、既存フローリングを下地材としてそのまま使うことで、廃材を減らすことができ、床の解体費用と処分費用で3万~5万円節約することができます(6畳間の場合を想定)。

既存建物の状況や、施工面積によっても工事の対応が異なってきますので、リフォーム業者にどんどん質問して、廃材の発生しにくい最適な方法を見つけてもらうようにしましょう。

次のページでは、当たり前だけど意外と見落としがちな費用節約アイデアをご紹介します