介護/介護の基礎知識・原因となる病気・怪我

要介護の原因となるケガ

若い人にとっては大したことのないケガでも、高齢者の場合だと介護の原因になることもしばしば。どんなケガに気をつけるべきか、なぜ介護が必要となるか、どんな介護が必要になるかをご紹介します。

横井 孝治

執筆者:横井 孝治

介護・販促プロモーションガイド

介護の原因となるケガとは?
骨折・転倒には十分な注意が必要です
若い人にとっては大したことのないケガでも、高齢者の場合だと介護に直結することも。そのなかでも、「骨折・転倒」は要介護となる原因の1割近くを占めています。

骨折・転倒

高齢者の場合、骨折からの治癒に時間がかかることから筋力の低下を招き、そのまま寝たきりや車いす生活になる場合も多々あります。また、転倒によるショックで、うつ病のような症状が現れることもあります。

こうなると、外出時はもちろん、自宅内での移動にも介助が必要となります。また、動けなくなる程度によっては、食事や入浴、トイレなどの介助も必要です。精神的な動揺や落ち込みが激しい場合は、優しく声かけを行い、不安感を取り除くようにしましょう。

そもそも高齢者は、筋力の減退や白内障などによる視力の衰えが重なって、転倒事故を起こしやすくなっています。しかも骨粗しょう症によって骨がもろくなっていることが多く、若い人なら単なる打撲で済むようなケースでも、骨折してしまうことが珍しくありません。骨折しやすい部位としては、手首、股関節部、脊椎、肩関節部などが代表的です。

住宅内の段差をなるべく無くすなどバリアフリーの環境を整えたり、筋力が衰えないように軽い運動を行うなど、転倒予防が重要です。

骨折・転倒について詳しい情報は、下記のホームページからご覧いただけます。
転倒・骨折はセカンドライフの命を縮める - [50代からの健康法]All About
女性は男性の3倍の発生率!大腿骨頚部骨折 - [女性の健康]All About
意外に多いのはリビングなどで転倒するケース! 家の事故 普通の部屋が危ない!

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