リフォーム費用/リフォーム予算・相場とその読み方

マイホームにリフォーム予算はいくら必要?(2ページ目)

マイホームを長く持ち続けるためには、適度なリフォームが必要です。家を購入する前から資金計画の中にしっかりと計算に入れておきたいものです。今回は家を購入する前、建て替える前にしっておきたいリフォーム予算についてご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

そろそろ修繕費用がいろいろ発生する10~20年目

水回り設備
給湯設備や水回り設備も10年を超えて来る頃から、徐々に故障が多くなってきます。交換の際には、我が家のライフスタイルに適した容量・サイズを選ぶようにしましょう。
新しかった住まいも10年も経つと、給湯器や水回り設備に不具合が生じやすくなります。また、家族構成の変化(子どもが生まれた、親と同居することになった、など)に伴い、今までの住まいでは使いづらくなったり、プライバシーへの配慮が必要になって、間取りの変更を考えなくてはならない場合が生じます。

この時期は給排水管のリニューアルと合わせ、家族構成にふさわしい設備や間取りを検討すべきと言えます。また新築時には気がつかなかった使い勝手やライフスタイルについて、リフォームで解決できるのであれば、予算と照らし合わせながら検討していきましょう。

外壁
雨風によって常に劣化し続けている屋根や外壁は、定期的なチェックが必要不可欠です。
さらに、屋根や外壁の材質・劣化度合いによっては、葺き替え・張り替えが必要になる場合もあります。定期的にメンテナンスしていれば交換時期を遅らせることもできますが、築20年前後で一度総点検する必要がありますので、あらかじめ屋根材・外壁材の耐用年数などを確認しておくようにしましょう。

【築10~20年のリフォーム概算予算】  275万~710万円以上
・点検および補修  5万~30万円
・防蟻処理  15万~30万円×2回(15年後、20年後)
・給湯器(給湯配管含む)の交換  20万~50万円
・塗装(屋根、外壁)および防水処理  100万~150万円
(屋根材、外壁材の状況によっては葺き替え、取り替えで200万~500万円程度かかる場合もあり)
・水回り設備の交換  100万~300万円
・ライフスタイルに合わせたリフォーム  20万~120万円
※標準的な戸建て住宅(床面積60~100m²)を想定。

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20~30年目は住まいも適切なケアが必要

断熱材
壁内部の結露により、断熱性能が著しく低下したり、構造部も腐食しやすくなります。壁内部の様子もチェックしておきましょう。
住まい手の世代交代も進んでくる築20年以降は、今までのリフォームによるメンテナンスが確実であったかによって、大きく費用が変わってきます。

屋根や外壁の傷みを放置しておくと、住まいの構造部(土台・柱など)にまで雨水が浸透し、住まいが著しく劣化してしまい、修復するのに大規模なリフォームが必要になったり、建て替えが必要になったりします。

また、適切に塗装・防水工事を実施していても、内部結露と呼ばれる湿気水分によって、構造部が腐食したり、断熱効果が著しく低下する場合もありますので、信頼できるリフォーム業者などに総点検を実施してもらうことをおすすめします。

【20~30年目のリフォーム概算予算】  155万~390万円以上
・点検および補修  5万~30万円
・防蟻処理  15万~30万円×2回(25年後、30年後)
・塗装(屋根、外壁)および防水処理  100万~150万円
(屋根材、外壁材の状況によっては葺き替え、取り替えで200万~500万円程度かかる場合もあり)
・ライフスタイルに合わせたリフォーム  20万~150万円
※標準的な戸建て住宅(床面積60~100m²)を想定。

次のページでは、30年目以降のリフォーム予算についてご紹介します。
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