自宅でコリをほぐすマッサージチェア

忙しい人の味方！ リビングの「マッサージチェア」

「今日も1日よく働いたなぁ……」。懲り固まった体にご褒美をあげたい！ しかしマッサージ店へ行く時間がない、と言う人には、自宅でのんびりと凝りをほぐしてくれるマッサージチェアもオススメです。
 

マッサージチェアの魅力と購入時のハードル

施術を受けに来られる患者さんに、肩こりや背中の張り、疲れを解消したいときにどうしているか質問をすると、「マッサージチェアって良さそうですよねぇ」と答えられる方が少なくありません。マッサージチェアの魅力は下記の4点に集約されるようです。

• スキマ時間に手軽にマッサージを受けることができる
• お店が閉まっている深夜でも、自宅で凝りをほぐすことができる
• 頻繁にマッサージ店へ行くよりも低コストで抑えられる
• 人の手でマッサージを受けるよりも気兼ねがなくて良い

しかしいざ購入しようとなると、思わず踏みとどまってしまうという話をよく聞きます。その理由として多いのは、「高額で即決できない」「サイズが大きい」「機能が多すぎて、選び方がわからない」「メーカーの違いで何が変わるのかが分からない」といった声です。

マッサージチェア選びのポイント

もし購入を検討するのであれば、自分が外したくないポイントを押さえておくと選びやすくなります。

■先入観を無くす
高額商品が必ずしも、自分の体に合った好みのマッサージ感である、とは限りません。高額だから良いもの、という先入観を無くして、使用感を比べてみましょう。
 
■「コレだけは！」という機能を見つける
新しいバージョンが発売されると、それ以前に発売された商品が大きく値下がる場合があります。「これだけは！」と思う機能に変わりがなければ、新商品ではなくても機能的には満足できると思います。
 
■体験してみる
商品について様々な評判を聞くと思いますが、人気が高い商品でも、体験してみるとほぐす強さや、フィット感、イスの座り心地の感じ方には個人差があります。各メーカーの体験施設で試してみると良いと思います。

■メーカー別に選ぶ
メーカーにより、もみ玉の数や動き方、マッサージ可能な範囲、圧す強さの傾向、操作のわかりやすさなどの違いがあります。最初に、メーカー別に試して、自分に合うメーカーを選ぶ、という方法もあります。

■タイプを決める
さらに、メーカーの中でも、しっかりほぐしたい人向けの商品と、ゆったり気持ちよくリラックスしたい人向けの商品がありますので、その点もチェックしましょう。

■サイズはしっかり確認
実際に部屋へ置いてみると、店頭で見た印象よりも大きいと感じることがあります。マンションタイプの小さめの商品もありますので、サイズの検討をつけるときの目安になります。

■医師に確認をとる
背骨の疾患や血管系の疾患、腰痛の強い人などは、マッサージチェアを使用できない場合がありますので、医師に確認をとっておくことが必要です。

フジ医療器のマッサージチェア

コリの部分をしっかりともみほぐす「フジ医療器 マッサージチェアサイバーリラックス AS-830-CS」です。

肩、腕、背中、腰部、お尻、ふくらはぎ、足の部分へと、広い範囲にエアーバッグがあり、734種類のマッサージが可能です。

もみ玉はグッとフィットしながらも、細かな動きも体感できるので、コリの強い人に向いていると思います。

 ファミリーのマッサージチェア

どちらかというと、柔らかい当たり具合の「ファミリー　メディカルチェア　SOGNO　FMC-10000」は、ゆったりマッサージを愉しみたい女性に向いていると思います。

14歳くらいからを対象にした低刺激マッサージも可能です。もみ玉の当たり具合も柔らかく、エアーバッグによる心地よいマッサージは、幅広い年齢に対応できます。

Panasonicのマッサージチェア

Panasonicのリアルプロシリーズと比べると、ソフトでやさしい印象の「Panasonic　アーバン・アイ EP1280P-C （アイボリー）」は、お部屋に馴染みやすいデザインかつ、サイズもコンパクト。

ハワイアンマッサージのロミロミコースもあり、ジグザグに背中をほぐされる感覚は、とても気持ちよくリラックスできます。女性に好まれるタイプだと思います。