「寝違え予防の3箇条」とは?
寝違えやすい人には何か要因があるかもしれません
その場合も、焦って性格(考え方)を直そうとしたり、環境を変えようとすると、かえってストレスになってしまうかもしれません。ゆっくり無理のないようにすることが大切です。
その1 身体への重みを解放させよう!
起き上がり何かしら活動をしている時間は、身体へは重力がかかり、あらゆる姿勢や動作に対して、関節や筋肉へ負荷がかかっています。毎日の生活では、ほぼ似たような動作が繰り返し行われるため、特定の筋肉しか使わなかったり、疲労する部位が同じだったりと、身体のアンバランスを招くことになります。
身体のアンバランスが、首(頚椎)への負担となる場合もあります。日頃動かさない部分を、軽い体操をすることで動かし、血行を改善させたり、横になり関節への負荷を減らし、身体を休める時間もしっかり確保しましょう。そして、首肩周りも含め身体は冷やさないように!
その2 精神的なストレスと忙しさから離れてみましょう!
日々さらされている心身へのストレスに気付いていますか?
その緊張が続くと、緊張とリラックスの切り替えが出来なくなり、睡眠中も歯ぎしりをしたり、歯をくいしばったりと、アゴや頚椎に負荷のかかる状態をつくりかねません。
難しいことかもしれませんが、気になることや悩み、明日のスケジュールのことを、頭の中から消す時間を、少しでもよいのでつくってみましょう。心地よい音楽をきいて、情景を思い浮かべたり、好きなことに没頭することでも良いと思います。
その3 無理のない食事とおいしいお酒を!
気を遣うお酒の席は緊張のモトです
残業で遅い帰宅の後に、食事をする日が続いたり、宴会で無理にお酒を飲まなくてはならない状況が続いたりすることでも、内臓の機能が低下して、その反応として首~肩周辺の筋肉の緊張を起こす場合があります。睡眠中は、胃も休ませたいものです。深夜の食事や多量の飲酒にはくれぐれも注意しましょう。
寝違えにはいくつかの要因が
寝違えは、「首が痛くなる」という単純な症状ですが、その要因は実に複雑であったりします。背中の張りが強くて、いつも使用している枕の寝心地が悪い時に、強い精神的ストレスがあり、やけ酒、やけ食いをしてしまった…という、いくつかの要因が重なり寝違えを起こすことが考えられます。寝違えてしまったら、何か心当たりがないか考え、次回の予防に役立てましょう!