子どもの乳歯や永久歯の虫歯、生え変わりの際の歯並びなど、よくある疑問にお答えします。

乳歯の虫歯編

■乳歯が虫歯! でも永久歯は大丈夫?
理想的な状況で抜けた乳歯、永久歯の虫歯リスクはほとんどなし

理想的な状況で抜けた乳歯、永久歯の虫歯リスクはほとんどなし


どうせ生え変わるのだから、乳歯が虫歯はどうでもいい? 実はそれは大きな間違い。口の中が虫歯菌の巣窟のような状態では、せっかくの綺麗な永久歯も虫歯になるのは時間の問題。

■虫歯はいつできるの?
虫歯は寝ている時に進行すると考えるのが一般的。だから寝る前の飲食は要注意。歯磨きも寝る前にしっかり行なうことが理想。

■乳歯の神経抜いたら永久歯に影響は?
虫歯が大きくなると乳歯でも歯の神経を抜く。でも乳歯の歯の神経を抜いたとしても永久歯が生えてこなくなったり、変形したりはしない。

■子どもの虫歯治療後、詰め物がすぐ取れてしまう
大人に比べて、詰め物が取れやすいのは事実。歯が柔らかく、かけたりしやすいため。詰めた後、しばらくしてから詰め物の周囲が虫歯になって外れてしまうことも。

■子どもも歯周病になることがある?
大人のように歯周病の心配はまずなし。むしろ歯垢が歯の周囲に付いて、歯茎だけが腫れる「歯肉炎」で済むことがほとんど。歯磨きをしっかりすれば、大抵1週間ほどで綺麗な歯茎に戻る。

■検診のペースは?
乳歯の虫歯の進行は、治療しているのに次々虫歯になってしまうほど。過去に虫歯が多発した経験があれば1~3ヶ月の間隔でチェック。虫歯の経験が無くても6ヶ月に一度検診を受けるのがオススメ。


子どもの歯並び編

■前歯の永久歯の隙間が心配
最初は隙間があっても次第になくなることが多い

最初は隙間があっても次第になくなることが多い


前歯正面の永久歯がハの字に開いて「すきっ歯」に……。これは心配無用。後から生えてくる永久歯に押されて隙間がなくなることがほとんど。

■永久歯が大きすぎ?
生え始めはそんな風に見えることも。歯以外の子どもの顔やあごの骨はそこからさらに成長するしていくため。二十歳の歯のサイズが、今の子どもについていると考えると良いかも。

■乳歯の下から永久歯が見える
そろそろ乳歯を取る時期。しかし永久歯は少しずれた所から生えることも多い。乳歯が邪魔になるので、麻酔をしてから抜歯しても良いケース。一度かかりつけの病院へ。

■永久歯が生えてこない?
生え変わりには人により個人差あり。生えてくるのがあまりに遅く心配な場合は、レントゲンで隠れている永久歯を確認。生え変わりの順番の基本は左右の歯が同じように変わっていくのが基準。

■永久歯の前歯が反対咬合になってしまった……
自然に噛み合わせたとき、上の前歯のより下の前歯が前に出ることを「反対咬合」と呼ぶ。乳歯での反対咬合は生え変わりの時に改善する可能性あり。永久歯では自然に治ることはまれ。かかりつけの病院で相談を。

子どもは歯を自分で守ることはできません。親の正しい歯磨き、生活習慣(就寝前に甘いものを食べさせないなど)で、その後の歯のトラブルが大きく変化することを理解しておきましょう。


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