あなたは大丈夫? 加速するデジタル化と疲れ目症状

目を癒す成分とは

目を癒す成分とは

毎日オフィスでパソコンに向かっているみなさん、次々に発売される新たなデジタルツールやアプリケーション、ネットサービスなどで、普段の生活の中でのデジタルワーク時間も大幅に増えていませんか?

仕事はもちろん、便利なデジタルライフに必ず伴うのが、目の酷使による疲れ目、乾き目。まばたきだけでは追い付かず、オフィスのデスクやバッグの中に目薬を常備している方も多いことでしょう。

さらに、個々人の年齢に伴う体質変化もありますが、現代のオフィス環境やデジタル社会の中では、目の疲れは「ドライアイ」と呼ばれる症状に発展しがち。ドライアイはさらなる疲れ目をひきおこすことがあり、悪循環に陥ってしまいます。

目の疲れを癒す「涙」の効果

涙は無色透明ですが、実はただの水分ではありません。血液と同じようなさまざまな成分でできています。涙に含まれる成分は、目をいたわる以下のような働きを持っているのです。
  • 目の乾燥防止
  • 目の殺菌
  • 目の洗浄
  • 角膜などへの酸素供給
  • 角膜などへの栄養補給
仕事内容や環境変化で涙自体の分泌量が少なくなったり、大切な涙の成分の質が変化してしまうと、上記のような目に大切な作用が十分に働かなくなることがあります。これが疲れ目やドライアイの原因になってしまうのです。(さらに詳しく知りたい方は、「貴重な成分がいっぱい!大切な「涙」の役割」もご参照ください。)

現状、この問題に対処する方法は目薬だけ。当然ながら、自分の目の症状に合う目薬を薬剤師や眼科医に相談して選ぶのが原則で、市販薬を買う場合は有効成分がどのようなものかをチェックする必要があります。


悩みに合わせて選ぶ! 目薬に含まれる有効成分

あまり知られていませんが、目薬を選ぶとき有効成分をチェックするのが大切。単にパッケージデザインや単価、コマーシャルイメージだけで判断してしまうと、自分の求めている効果が十分に得られないことも。

たとえば最新の研究のひとつでは、「ビタミンA」に涙の生成に欠かせないムチン質に働きかける作用があるとわかってきました。乾燥によりダメージを受けた眼球の修復が早まるため、ドライアイの治療薬としてビタミンA点眼薬の効果が期待されているという報告もあります。市販の「目の疲れに」と謳っている目薬を選ぶときには、症状に合う有効成分が含まれているかどうかを確認しましょう。最近注目されているビタミンA以外の有効成分は以下の通りです。

■目の血行促進を助ける成分
  • 天然型ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)……抗酸化、抗炎症、血行促進作用
  • ビタミンB6 (塩酸ピリドキシン)……目の組織代謝活性化
  • ビタミンB12(シアノコバラミン):毛様体筋のはたらきを活発にし、目の疲れを改善
■ピント調整機能を改善する成分
  • メチル硫酸ネオスチグミン……ピント調節筋の疲れ改善
  • ネオスチグミンメチル硫酸塩……ピント調節機能改善作用
■目の組織を改善する成分
  • ビタミンA (パルミチン酸レチノール)……角膜細胞を再生する作用、目の潤い保持
  • L-アスパラギン酸カリウム……目の組織呼吸の改善
  • タウリン……目の組織代謝を活発化

こうした有効な栄養成分を適切に補うことで、目の疲れもリセットされます。適切な点眼方法、点眼量を守って、すこやかなデジタルライフをお過ごしください。
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