仕事でもプライベートでもPC・携帯が欠かせないなら、自分でできる対策をしっかり知っておきましょう

仕事でもプライベートでもPC・携帯が欠かせないなら、自分でできる対策をしっかり知っておきましょう

厚生労働省の『新VDT作業ガイドライン』に従い、社内で作業法や作業環境についての適正化を図ることが基本です。しかし、VDT症候群は、適切なノウハウを実行すれば、ある程度自分で予防・軽減することができますので、日頃のパソコンワークの作業習慣、作業環境の見直しを行いましょう。

適切ではない姿勢や環境で作業を続けていると、心身への負担が増して疲労度が増え、様々な障害が出やすくなります。また一度発生してしまったVDT作業に関する健康トラブルの回復、治療は時間と労力がかかることをお忘れなく。

VDT作業環境の整え方

1)光環境の管理

疲れ目・眼精疲労は、一連のVDT症候群の入り口です。目の症状だけではなく、首・肩・頭痛などの悩ましい関連症状を伴うようになります。これを防ぐためには、光環境を改善することが最大の要因です。

・照明(部屋の明るさ、採光、画面の明るさ、手元の明るさの調整)
・採光(窓から直接光が差し込み、作業者の目に負担をかけないように)
・グレアの防止(窓からの光や、照明の光がモニターに映りこまないように)
・適切なモニター画面の明るさ(輝度)の調節
(一般的オフィス作業であれば周囲の100~150カンデラに合わせ、最大値の30~50%に下げる)

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疲れ目解消のモニター術とは?[目の健康]
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2)音環境の管理

・騒音(VDT機器、周辺機器の騒音を減らす)

3)空気環境の管理

オフィス内のエアコン送風、また乾燥は目の乾きや疲れに影響します。ドライアイにも影響を与えますので注意が必要です。

・VDT機器からの発熱と気流に配慮し、作業者に悪影響がないように
・空調機器からの送風が、作業者の顔や目に負担をかけないように
・適度な室内温度、湿度の設定、調整

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VDT作業時間をどうすれば?

厚生労働省のVDT作業ガイドラインによれば、下記のような作業時間のメリハリがアドバイスされています。

・一連続作業時間が1時間を越えないようにする
・連続作業と連続作業の間に、10~15分の休止時間を設ける
・一連続作業時間内において1~2回程度の小休止を設ける

一連続作業の後に、パソコンから離れる作業(資料整理、コピーなど)を組み入れることも有効です。個人のパソコンでしたら、時計やタイマー機能が設定時間ごとに知らせてくれるソフトを使うと、作業にメリハリをつけやすくなります。

VDT作業の行い方

1)目の疲れを予防するために

モニターの明るさ調節、目との距離や角度など基本的な作業環境を整えることからはじめましょう。VDT作業は長時間の目の酷使をするのですから、毎日の習慣が大切なのです。

・目とモニター画面の距離を、40~70cm離す
・画面を見下ろして作業する(10~15度)ように、モニターを設置する
・室内と明るさと、モニター画面の明るさ、作業面(デスク)の明るさの調整をはかり、差があまりでないようにする
・モニター画面にグレア(照明や外光の映り込み)がはいらないようにする
・適切なモニター画面の明るさ(輝度)の調節
(一般的オフィス作業であれば周囲の100~150カンデラに合わせ、最大値の30~50%に下げる)

関連情報:
疲れ目解消のモニター術とは?[目の健康]
【厳選記事集】VDT症候群の症状・対策 [目の健康]

2)首・肩・腰のこりや痛みを予防するために

・適正な姿勢でVDT作業する
・首をまげて、頭を前傾させない
・肩や腕に無理な力がはいらないようにする
・背中を曲げず、椅子の背もたれにつける
・椅子の高さを調整する
・椅子のクッションを適切な硬さにする
・足裏が地面にしっかり設置するように、必要ならばフットレストを使う

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VDT作業に適切な姿勢

不自然な姿勢を続けていると、無理な負担が体にかかり、肩こり、腰痛、目の疲れをまねきます。

<目> ディスプレイ画面から40~50cm離す。視線は、少し画面を見下げるようにディスプレイを配置する。
<首> 前傾しないようにする。肩も力を抜いて、丸くならないように。
<腰> 椅子の背もたれに体重をかけられるように調節し、安定感をもたせる。
<脚> 安定して足裏が地面につくように調節。脚を組むと、血行不良や姿勢のバランスがくずれる要因になります。


参考サイト:
【厳選記事集】VDT症候群の症状・対策 [目の健康]
・厚生労働省 『新VDT作業ガイドライン』
・デジタルヘルスセンター(オフィスのバーチャル保健室)
参天製薬「VDT症候群」
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