女性の健康/女性におすすめの健康法

女性が心がけたい健康管理法

女性のカラダは一ヶ月の間、そして一生を通じて、ダイナミックな変化を繰りかえしています。デリケートな女性のカラダをメンテナンスするために心がけたい健康管理法の基礎をご紹介します。

山田 恵子

執筆者:山田 恵子

医師 / 女性の健康ガイド

女性のカラダは一ヶ月の間、そして一生を通じて、ダイナミックな変化を繰りかえしています。そんなデリケートな女性のカラダをどうやってメンテナンスすべきか、今回は女性が心がけたい健康管理法についてお話いたします。

まずは自分のカラダを良く知る

自分の身体を良く知ることが重要です

自分の身体を良く知ることが重要です

分からないものは対処しにくいものです。

女性のカラダは一ヶ月、そして一生を通して色々な変化を繰り返します。ですから、自分が今一生のうち、どこのポイントにいるのか、そしてさらに一ヶ月のサイクルの中で、どこにいるのかを知ることはとっても大事。

女性特有の症状で、有名なものにPMS(月経前症候群)というものがありますが、ストレスを感じていると、PMSの症状は悪化しがちなことが知られています。

まず、でも、自分がホントにPMSなのかどうかを知るためには、3ヶ月くらい記録をつけないとわからないとも。ところが、記録をつけ始めて3ヶ月目くらいになると、意外と落ち着いてくることが多いようです。「自分がPMSである」という自覚が出てくることによる安心感、「自分のPMSはこういう症状なのね」ということを理解することによって、対処しやすくなる、などの理由が考えられます。

やはり、この例一つをみても分かるとおり、とにかく自分の体を知ることが一番大事。そのためには記録をつけるのも一つの方法です。記録をつけるときのポイントはまず、毎日記録するということ。(大変ですので、スケジュール帳を大きいものにして、下に書き込むとかの方法もあります。)


カラダを労わるための3原則

■ 冷やさない
生理痛、PMSといった症状はカラダを冷やすと悪化することが知られています。体を温めると血流もよくなります。オススメはシャワーよりお風呂。湯船に入って温まると「楽になった」という話をよく聞きます。お風呂でリラックスできれば、ストレス改善にもつながりそうですね。とにかく女性は「冷やさない!」ことが大事です。

■ タバコはNG
タバコは血流を悪化させ、生理痛やPMSといった症状を悪化させることが知られています。喫煙の悪影響は男女ともにいえることですが、特に女性は、快適な毎日を過ごすためにも控えた方がよいと言われています。

■ ダイエットに気をつける
過度のダイエットは後々まで大きな影響を残します。女性がなりやすい骨粗鬆症も、若いときの骨の貯蓄が大事。また、ホルモンバランスの崩れにより月経が止まってしまったりすることもあるのです。ダイエットが必要なときも、急激な減量を目指すのではなく、徐々に体重を減らすように心がけましょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます