実は怖い「冷え性」
冷えを放置すると、心と体に様々な悪影響が起こります
そもそも冷え性とはいったい何でしょう? 簡単にいうと血行不良の状態。私たちの体は寒いと体温が外へ逃げないよう毛細血管を収縮させ、次に体表の温度が下がりすぎないように血液を送り込んでいます。ところが、その調節がされずにいつまでも血管が収縮しているのが一般的な冷え性。
冷え性の原因はさまざま。冷房による自律神経の乱れ、足の機能低下、貧血による末梢血液の不良など。さらに生野菜やトロピカルフルーツなどの体を冷やす働きのある陰性食品を多く摂ることでも冷えを招くと言われています。
まずチェックしたいのは隠れた病気がないかを確認するということ。例えば、冷えを起こす病気としては「貧血」「心臓の病気」「甲状腺の病気」「膠原病」などがあるので、これらの病気がある場合はしっかり治療を行いましょう。
冷え性を放っておくと、頭痛や肩こりが悪化したり、風邪をひきやすくなったりして、疲労は貯まっていきます。イライラや不眠などを起こしてしまうこともあります。早めに冷え性対策をして、貯まった疲労を解消し、寒い冬を元気に過ごしましょう! 以下で日常生活で簡単にできる、疲れと冷えを防ぐための方法をご紹介します。