サプリメントとのつきあい方
・成分や安全性をチェック!
価格の安さだけで選ばず、原料や製法について
・不必要な添加物は含まれていないか?
・抽出・製造過程で危険な化学薬品などは使われいないか?
・科学的に安全性・効用などが証明されているか?
・有害物質(原料に残留農薬、重金属、細菌性毒性などはないか)は含まれていないか?
などをチェックしましょう。
品質管理を徹底している会社の製品で、こうした点について保証している製品、またできるだけ情報公開をしているメーカーを選ぶことが大切です。
・用法・用量を守り、過剰に摂取しない。
慎重に研究が重ねられる医薬品と異なり、その効能や安全性について臨床データがあるものは少ないのが実情で、効能に期待し過ぎるのも禁物です。と同時に、医薬品と同様の効果がある成分もあり、副作用が出たり、常用している薬と反応したりということもあります。病院で薬を処方してもらっている方は、サプリメントを常用したい時は、相談した方がよいでしょう。
手軽に健康に役立つ栄養差や成分を補給できるというサプリメントは、多くの人が利用していますが、一方で健康被害の例も見られます。厚生労働省のHPでは、都道府県から報告された「いわゆる健康食品」による健康被害事例を紹介しています。
*健康補助食品については、業界の自主基準として、日本健康・栄養食品協会が「JHFAマーク」を出しています。商品ごとの臨床試験はありませんが、同協会が健康への効果を認めた51品目について、一定の基準をクリアした商品約1000種類に表示を許可しています。基準は原材料や成分量、残留農薬、施設の衛生管理、広告表示など。ただし、マークはあくまで有効成分を一定量以上含むなど、品質と安全性の目安にすぎません。
■参考
健康食品のホームページ(厚生労働省)