実のないケアに
なる危険も

海外ではすでに普及しているシステムですが、日本ではまだまだ一部の施設で導入されているにすぎません。ただし今後は急激に広がることも予想されます。厚生労働省では「新型特別養護老人ホーム」の設置を推進するとして、新規開設の施設に対し、個室化とともに導入を促す方針です。


お年寄りにとって入居施設は大切な生活の場。今後、「ユニットケア方式を導入しているかどうか」は施設選びの大きなポイントとなるでしょう。ただし、いくつかの落とし穴も見過ごすことはできません。介護する側とされる側が密着することで、ケアの管理色が必要以上に濃くなることもありうるからです。周囲の趨勢から導入に踏み切った施設はこうした過ちも犯しがち。また、少人数制とはいっても、定員は何人と明確に定義されているわけではありません。多数をまとめてグループとし、「ユニットケア」を標榜するところが現れないとも限らないのです。


ユニットケアの真意が正しく実践されているかどうか――名前だけのケアにならないよう、しっかりウォッチしてゆきたいものです。

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