「うちの両親は、まだまだ元気だから大丈夫」なんて、安心してはいませんか?介護は突然、ふりかかってくる問題。シニア世代のご両親の場合、すでに老化は少しずつ始まっています。思いもかけない事故や病気で、いつなんどき寝つかないとも限りません。そのときになって慌てないためには、今のうちからちゃんと準備をしておくことが大切。そこで、ご提案したいのが「家族会議」です。介護の方法や、役割分担、費用のことなど、あらかじめ話し合っておきましょう。



議題1 家族でケアする?それとも施設?


家族の時間の余裕や、居住スペースを考えた上で、自宅で介護するか、介護施設などでケアしてもらうかを決めておきます。もちろん、本人の意志も確認しておきましょう。

自宅で介護する場合は、バリアフリーリフォームやホームヘルパー、訪問医療・看護などの利用を検討。ちなみに、これらはいずれも介護保険の利用が可能。訪問介護の自己負担額は、身体介護中心のものが30分以上1時間未満で、402円。生活援助中心のものが208円。また、バリアフリーリフォームは上限20万円まで援助をうけることができます。

また、介護施設には終身利用が可能な「特別養護老人ホーム」、3ヶ月~6ヶ月間入居し、リハビリを受けられる「老人保健施設」、少人数のお年寄りが同居して、自立した生活を営む「グループホーム」、民間事業者が営む、「介護付き有料老人ホーム」などがあります。いずれも介護保険を利用することが可能。どんなタイプが適しているか、みんなで考えてみましょう。



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議題2 介護費用、いくら出せる?


いざとなったとき、介護の費用をいくらまでなら負担できるのか、あらかじめ計算しておきましょう。まずご両親の持つ預貯金、生命保険、損害補償、有価証券などのうち、介護費用に回せる金額算出します。そのうえで、家族の預貯金や資産の中で出せる金額を計算。さらに、家計収入の中でいくら捻出できるかをはじき出します。上の表を参照しながら、いくらくらいが適当か、大体の目星をつけておきましょう。ただし、介護はいつ終わるかわからない問題。長距離を走る覚悟はしておいたほうがよさそうです。

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次のページでは、役割分担などについてご紹介します。