欲しいのはドアツードアのサービス




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介護タクシー、タダだった理由
介護タクシーってどんなタクシー?
地域の事情あれこれ


介護タクシー。運賃無料で利用できるとして、一時は巷の話題も沸騰。高齢者の移送介助やその他の介助をおこないます。ドライバーはホームヘルパー2級取得者。介護保険の適用が可能です。




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介護タクシー、「タダ」だった理由

「病院へ連れて行きたいが、バスで通うのは辛いと本人が訴える」「男手がなく、自家用車まで運ぶのは無理」――。通院や買い物に不自由しているお年寄りやその家族が、まさに朗報とばかりに飛びついたのも無理はありません。
「介護タクシー」ならベッドから目的地まで運んでもらえ、しかも運賃は無料。2000年5月、福岡県の業者がスタートしたのを皮切りに、北九州、四国圏をはじめ全国へ一気に広がりました。


いったいなぜ「運賃無料」は実現したのでしょうか。これは抱きかかえたりなど乗降時の介助サービスに介護保険が適用されていたため。業者側には健康保険組合から介護報酬が支払われたので、その分運賃そのものはタダとなったのです。


利用者はあっという間に増え、評判は上々。低迷していたタクシー業界にとってはドル箱事業となりました。しかし、健康保険組合側にしてみれば手痛い失費がかさむばかり。「乗降の際の介助程度で介護保険を適用するのはおかしいのでは」。厚生労働省はこの問題を見直し、一部、例外はあるものの「乗降介助のみ」のサービスは介護保険の適用外、としました。