最近「避妊方法としてピルが気になって」「生理痛が楽になるってホント?」「PMSにピルが効くって聞いたんですけれど…」なんていうご質問を受けることがよくあります。

ピルは1999年から日本でも承認され発売されるようになりました。全世界で1億人の人が内服しているという実はかなりメジャーなお薬なのです。そこで今回は3回に分けてピルについて特集します。

<ピルについて詳しく教えて! シリーズ全3回>
・ピルについて詳しく教えて! その1 ピルの基礎知識
・ピルについて詳しく教えて! その2 実用編 ピルを使うってなんか不安!?
・ピルについて詳しく教えて! その3 実用編 ピルについてのウソ・ホント
番外編 とりあえず、婦人科行ってみちゃいます?

<今回のCONTENTS>
  • ピルって何?…女性ホルモンの入ったお薬
  • ピルは何のために使うの?…避妊とそれ以外の副効用(期待できる作用)
  • 卵ピルの作用について簡単に教えて!…卵巣をお休みさせます



    ピルって何?
    女性ホルモンの入ったお薬

    ピルは女性ホルモンの入ったお薬です
    ピルは女性ホルモンの入ったお薬です
    ピルはエストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンの合わさったお薬です。

    ところで、そもそもどうしてピルが発明されたのでしょうか?

    これは中絶と大きな関係があります。
    1950年頃、アメリカでは人工妊娠中絶が繰り返されていました。そこで、女性運動家のマーガレット・サンガーという方が「女性が自分で確実にできる避妊法はないのでしょうか?」とある博士に持ちかけたのがきっかけなのです。

    相談を受けた博士は「妊娠している間は排卵しない」という発想からいろいろと考えて、いろいろな実験や試験を繰り返した後、1960年にアメリカでピルが発売される運びとなりました。

    初期のピルはホルモン量も多いため効果の一方で、副作用も大きかったのですが、現在では非常に少ないホルモン量で効果が出るように改良されています。


    次のページでは、「ピルは何のために使うの? 避妊効果だけじゃないの?」についてお届けします。>>