・湿布をしてはいけないときってあるの?
湿布には温かいもの、冷たいもの、どちらにも皮膚を刺激する効果があります。
ですから、まず皮膚に傷があるときは傷の状態が悪くなってしまうのであまり貼らないほうがよいと思います(ひどいときは痕になってしまいます)。
また、かぶれ易い人も注意しましょう。
実際に湿布をはってかぶれてしまったら、やめたほうがよいと思います。
ただ、それでも使いたい場合は、貼っている時間を短くすると、かぶれないことも多いです。
(例えば昼だけとか、夜だけとか)
温湿布と冷湿布では温湿布のほうがよりかぶれ易いようです。
ですから、冷湿布でかぶれた人は温湿布は避けたほうがよいでしょう。
冷湿布のかぶれる原因は炎症を抑える薬そのものより、基材といって、薬をはっている成分のことが多いので、ある会社の湿布薬ではかぶれないけれど、変えたらかぶれてしまった
ということもよくあります。(お化粧品などと一緒ですね)
そのときは無理をせず、自分にあった湿布薬を選びましょう。
・塗り薬と湿布の違いはなあに?
冷湿布と塗り薬は薬の成分は一緒です。
ですから、もし市販の炎症を抑える成分のある塗り薬をガーゼに塗って貼っておいたら自家製の湿布になると考えてください。
塗り薬のいいところはかぶれにくいこと、貼っているとわからないこと、
湿布のいいところは、効果が長持ちしやすいことでしょうか。
今回は湿布についてのよくある質問についてお届けしました。
やはり、でも心配な人は、薬局または病院で聞いてくださいね。
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