これから、楽しい夏休みになりますね。プールに行くことが多い季節ですので、注意が必要です。
今回は、病気になったときの対処法の第4弾として、プール熱の症状と注意点を説明します。
プールでの注意点は、、アトピーでも海や川に行けるの?で、説明していますので、ぜひそちらも参考にしてください。
プール熱とは?
プールに潜むウイルス、それがアデノウイルスです |
■プール熱の症状
- 発熱(40℃前後の高熱が5日前後続く)
- 眼球結膜充血(がんきゅうけつまくじゅうけつ:目の白目の部分が充血して赤い)
- 咽頭発赤(いんとうほっせき:のどが赤くなる)
- のどの痛み
など
■診断は、医療機関ですぐに検査することができます。のどを綿棒でこすり、その綿棒を使って調べるキットがありますので、30分程度でわかります。
アトピーでプール熱にかかると…
次のような症状が現れます。- 発熱のため、アトピーのかゆみが増す
- 入浴できず、アトピーの湿疹がひどくなる
- 解熱時の汗でアトピーの湿疹がひどくなる
など
プール熱の治療
水分補給が重要です |
- 安静第一。十分な睡眠と休養をとる
- 水分補給に努める
- 高熱でつらい場合は、解熱剤を使用する
- のどの痛みにはうがいをする
- 眼脂(がんし:めやに)や目のかゆみがある場合は、点眼薬を使用する
など
次のページでは、プール熱以外のアデノウイルス感染症と、アトピーでの対策についてご紹介します。