がんは早期発見が基本
がんの治療において、最も大切なことは早期発見です |
がんの治療では、早期発見が大切というのは、直感的に理解できると思うのですが、最初から様々な症状がでることは比較的まれで、逆に症状が出たときには、そこそこ進行している場合が多いのが現実です。
そして、この「がんの早期発見」のために不可欠なのが検診です。
症状が出ないうちに、がんを発見するためには
がんによる症状がでないうちに、早期に発見するためには、どこをどんな風に検査すれば良いのでしょうか |
たとえば、胃がもたれる、みぞおちが痛いという場合は、胃カメラやバリウムの検査をしますし、咳や痰が続く場合は、レントゲンや胸部CTなどで検査します。しかし、症状が出る前に見つけるとなると、少し考えてしまいますね。
もちろん、現在の検診では、日本人にとって発生頻度の多いがんを念頭に置いて検査項目が組み合わされていますので、ご心配は無用です。
でも、全身をくまなく調べてみたい、しかも、できるだけ楽に!というニーズに応えられる検査が開発され、実用化されてきています。それが、今、話題のPET検診です。
次のページでは、楽に受けられるがんの検診であるPET検診についてご説明します。