豆類とベリー類がベスト抗酸化物でした
金時豆のサラダ。甘くしないように。 |
いろいろなタイプの食品を調べたらこうなりました。
ベスト抗酸化物食品 トップ20
- アズキ類
- ブルーベリー(野性)
- 金時豆
- ウズラ豆
- ブルーベリー(栽培)
- クランベリー
- アーティチョーク(ゆでたもの)
- ブラックベリー
- プリューン
- ラズベリー
- いちご
- リンゴ(赤いデリーシャス)
- リンゴ(グラニー・スミス=青リンゴ)
- ペカン(ナッツ)
- スイート チェリー
- ブラック プラム
- ラセット ポテト(調理したもの)
- 黒フリホル豆(乾物)
- プラム
- リンゴ(Gala apples)
豆は糖尿病食の"花形"
豆は高ファイバー食品の代表ですから、グリセミック指数がとても低いのです。すなわち、食後の血糖上昇が特に少ない食品です。日本人にとって豆料理というと、砂糖で甘くした『煮豆』になってしまいますが、もちろん、糖尿病者にはこれは向きません。『豆』は特別な料理を考えなくていいのです。いつも冷蔵庫に素ゆでの味をつけてない豆が用意してあれば、サラダでもつけ合わせでも、何に使ってもかまいません。
ところで、豆の、特に赤い豆の抗酸化効果がとても強いことが分かりましたが、その仕組みや成分は解明されていません。それに比べて、ベリー類は比較的よく研究されています。ブルーベリーの青い色素、アントシアニンはよく知られた抗酸化物です。
野菜や果物の色には意味がある
野菜や果物は強い太陽光線から身を守ったり、光合成で生じるフリーラジカルに対応するためにいろいろな防衛手段を用意しています。野菜や果物の特有の色を現わしているファイトケミカルズ(植物化合物)に抗酸化作用があることが分かってきました。
スイートコーンの『黄色』はルテインの色、メロンやカボチャ、マンゴーの『オレンジ色』はベータカロテン、トマトやスイカの『赤』はリコピンです。ベリー類の紫や青、黒もそうですね。
生サラダは思い切ってカラフルにしてみましょう。食欲をそそる色、食べておいしいサラダは思った以上にヘルシーのようです。
*糖尿病と抗酸化物質関連リンク
野菜と果物が抗酸化物質摂取の鍵