ハーバード大学医科大学院は大規模な疫学調査を長い年月にわたって続けています。
今までにトランス型脂肪酸を多くとる人は、心臓病になりやすいことを発表しています。
トランス型というのは、液状の植物油を室温でバターのように固めるために水素を添加して、部分的に飽和状態を高めたものです。
この加工過程で自然界にない形状の脂肪酸が出来るのです。それがトランス型と呼ばれるもので、自然のものはシス型という結合です。
トランス型脂肪酸が糖尿病の原因になるのではなく、トランス型脂肪酸をとることによって、体の生体膜の構造が変化してインスリン抵抗性が増すのではないかと考えられています。要するにインスリンが効き難くなるのです。そのため、既にあった糖尿病を顕在化するのではないかと研究者はみています。
[American Journal of Clinical Nutrition, June 2001]
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。






