糖尿病/糖尿病の食事療法の基礎知識

食べてますか? 10のヘルシー食品(2ページ目)

私は糖尿病食事指導を一度だけ受けたことがあります。でも食品についての知識に欠ける栄養士が何を言っても説得力がなかった。大切なのはカロリー制限ではなく、まずヘルシー食品。そして運動量なんですよ。

執筆者:河合 勝幸


さけ(Salmon、サーモン)
背の青い魚の代表で、不飽和脂肪酸オメガ3の宝庫です。心・血管系を守る脂肪として知られていますね。出来たら養殖ものではなく、天然のサーモンを召し上がれ。水銀などの有害物質が少ないからです。

ほうれん草(Spinach)
ポパイの鉄分も知られていますが、それは意外にたいしたことがありません。カルシウム、葉酸、マグネシウム、リボフラミン(ビタミンB2)、ビタミンB6、ビタミンCが含まれています。
ホウレン草は体の免疫機能を高め、ある種のガンを予防できそうです。

さつまいも(Sweet Potatoes)
さつまいもがスーパーフードというとイメージがわかない人がいるでしょうね。
でも黄色い色素カロテンが多いさつまいもをベスト1に選ぶ栄養学者が多いのですよ。完全食品なんです。
このベータカロテンは自然の抗酸化物質ですし、ビタミンCは特に多く、食物ファイバー、ビタミンB6、カリウムが豊富です。低脂肪で低カロリー食なんです。

野菜ジュース(Vegetable Juice)
手軽に野菜のエッセンスを取れます。野菜のビタミン、ミネラルその他の栄養素です。
低塩のものを選んでください。

小麦はい芽(Wheat Germ)
小麦はい芽は小麦の栄養素のかたまりです。
一日大スプーン2杯の小麦はい芽はすばらしいサプリメントになります。
サイアミン(B1)、葉酸、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛が特筆できます。
加工品が製粉会社から出ていますので、シリアル、ヨーグルト、サラダ等にふり掛けてください。パンやクッキー、マフィン等にも合いますよ。

私はブロッコリ、ほうれん草、さつまいも等は自家菜園で山のように作っています。このベスト10はごく一部ですね。でもこの位は手元に置いてください。食べ物が体を作るのですから。
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