視力との闘いに勝った対馬さんの最後の言葉も重い。ずっしりと重い。
「最近、糖尿病という病気がどれだけ大変かが本当に分かったような気がします。まさしく『生き地獄』、きれいごとをならべてぺちゃくちゃしゃべっているような病気じゃないんですよね」 論客にしてこの心境です。
"スーパー病人"の秋山さんも大変な説得力で語りかけますが、実は秋山さんのまな娘『ひなた』ちゃんに会ったことがあります。かわいいお嬢さんを見た瞬間、秋山さんの1型糖尿病に対する決意が伝わりました。半端(はんぱ)である訳がないのです。
100人目の真打ち、石川さんの半生は旧約聖書の『ヨブ記』を想わせます。数々の試練に耐えたヨブに神は安らかな長寿を恵みます。ぜひそうなりますように!
「神さまは、人間の人生を1回限りとして創られましたよね。2回目があれば実に見事な人生をみんな築けるんじゃないかなあ、なんて思ったことありませんか?」
インスリン歴50年の石川さんの言葉は祈りです。
とても100人の人生と言葉は書ききれません。
どうぞ本を手に取ってください。
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集まれ糖尿病ライフ~100人の悲喜こもごも~
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