今年中に実現するものではありませんが、耳で体温を測る方法と同じように、赤外線センサーで血糖値も測定できそうです。イヤホーンとインスリンポンプの接続も夢ではありません。

権威ある糖尿病研究の医学誌、Diabetes Care(アメリカ糖尿病協会発行)12月号によると、採血不要の無痛血糖測定器の種類が更に増えそうです。
コネチカット大学ヘルスセンターのカール・マルコフ医師が率いるチームは、耳の鼓膜から血糖値を測定する装置を検証しています。まだプロトタイプですが、これから実用のための小型化が始まります。『臨床的にみても使える正確さ』だそうです。
鼓膜から体温を測る体温計はもう実用化してますが、基本的には同じようなものです。
10秒か15秒ほど耳に血糖測定器を差し込んで血糖値が分かれば、もう何も言う事はありません。補聴器の大きさになって埋め込み型のインスリンポンプと連動すれば、ほとんど人口すい臓の完成です。この装置の発明者であり、インフラテック社の代表者でもあるJanusz Buchert博士のプランはどんどん現実味を帯びてきます。完成した試作品の大きさは携帯電話程度ということです。

同誌による無採血の血糖測定器には光学式のものもあります。テキサス大学の研究者たちが取り組んでいるもので、皮膚に特別な光を照射して血糖値を読み取ります。もともとは緑内障や他の眼病の診断に用いる技術なのでイヤホンサイズにはなりそうもありません。