糖尿病/海外旅行・災害時の糖尿病ケア

糖尿病のある人の楽しい"夏休み心得"

バケーションは旅行にお出かけですか?それとも家でゆっくりと"stay-cation"?家族や友人と過ごす夏休みは心身共にリラックスできますね。でも糖尿病のある人はちょっとした気配りを。

執筆者:河合 勝幸

パエリア
バレンシア(スペイン)の本物のパエリアです。食べ過ぎないように!
バケーションは旅行にお出かけですか? それとも家でゆっくりと"stay-cation"? 家族や友人と過ごす夏休みは心身共にリラックスできますね。でも糖尿病のある人はちょっとした気配りを。

旅行中のインスリンは大丈夫?

糖尿病のある人は飛行機内へのインスリンや飲み薬、血糖測定器、注射器などが特別に認められています。ただし規則は流動的なので、旅行会社や航空会社で最新の機内持ち込みルールを確認しましょう。

私の経験では使い捨てのペン型インスリンはまず故障したことがなく、万一の場合でも壊れるのはその一本だけですが、カートリッジ式のインスリン注射器の場合は作動しなくなった時点でインスリンのカートリッジが全部利用できなくなってしまいます。

今使っているカートリッジ式インスリンペンを持っていくのが無難ですが、いつから使い始めたか確かめておきましょう。たとえばランタス(一般名グラルギン)のカートリッジ式ペン型インスリン注入器の使用期間は3年です。いずれにしてもカートリッジ式は故障に備えて予備を用意すること。

持って行く薬の量は通常使用量の2倍でしたね。温度管理は大切ですよ。インスリンは凍らせては絶対にいけませんし、自動車の車内のような40℃を越えるような所に放置してはいけません。

>>次のページでは大事な6カ条のおさらい。忘れている人は要チェック!>>
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