医療用成分の配合がされている事が話題になっている、最近の水虫薬。「病院に行くと、時間はかかるけど健康保険を使って3割(注1)ですむから安いのではないの?」という疑問の解決と、賢い利用方法について、今回は経済性レポートをお伝えしてまいります。


これまでのコラムから考えてみる

最近の水虫薬は医療成分が配合されているので、病院に行かなくても同じ効果のある製品が買えます。前回の記事は製品と配合成分の一覧表を御覧いただきました。

でも、「よく見るとけっこう高いじゃない!それにかゆみ止めなどプラスアルファの成分も入っていないし」という事がわかってきました。

また、「忙しくて病院に通うのが面倒なんだよな」とか「病院に行くと有給使わないといけないんだよな」なんて方もいらっしゃるのでしょうか?

病院に行くとなると、本人が病院まで出向いていって検査、経過観察、診断などをしてもらって処方箋を出してもらい、保険調剤薬局で薬を調剤してもらう(注2)必要があり、毎日忙しく働いていらっしゃるみなさんには時間的なロスが多いのではないでしょうか。そんな時に薬局で売っている医療用と同じ成分配合の水虫薬って気になりませんか?



注意しないといけない事

最初に注意しておいてほしい事からです。皮膚科専門の医師によると、患者さんが水虫と思って受診してもその多くは違う皮膚疾患だったりするようです。また、仮に水虫だったとしても、状態がひどくて薬局の薬では対応しきれないケースもあるようです。

薬局で買う水虫の薬はどれも高価です。高いお金が無駄になったりしないよう、症状も悪化させてしまう事のないように、最初は皮膚科で診断をしてもらいましょう。水虫かどうかは、他の細菌等の検査と違い、顕微鏡を使っただけですぐに確定的な診断をしてもらえるので、忙しくても一度は診てもらいましょう。(痛い事ありませんから安心してください)

それ以外に薬局の薬ですませるには、念のため以下のチェックをクリアしてください。

*チェックポイント*

    □過去に専門の医師による水虫の診断を受けた事がある
    □糖尿病などの免疫力に影響する疾患がない
    □その他の皮膚外用薬を使っていない


・・・ということをふまえた上で、「病院に通院し続けるのが難しい!」という方は薬局に行って「同じのを下さい」となるのですが、これってサイフの面ではどうなのでしょう。

シュミレーションを使った計算に続く