もうそろそろサンダルの季節。足をきれいに見せるポイントのひとつがサンダルやミュールからきれいに伸びた爪。たかが爪、されど爪。じつは爪はからだの中の健康状態のバロメーターなのです。

今回は、きれいな爪を伸ばすために必要なことについてお話いたします。


爪ってなにでできているの?

爪って一体なにからできているのかしら?
爪って一体なにからできているのかしら?
爪の主成分はたんぱく質。そしてその固さはシスチンというアミノ酸の量によって決まるようです。

爪の根元に『爪母』という場所があって(根本に見える乳白色の部分。見えない人もいます。爪が皮膚にもぐりこんでいる下にあります)そこから大体1日0.1mmくらい成長し、その速さは血液の量、使う頻度、指の長さなどで影響をうけるといわれています。(例えば小指が一番伸びにくいようです。)

言い換えると、爪は日々新しくなっているので体の栄養状態をはかる窓口にもなっているのですね。一般的には透明に近く、爪の下のピンク色がすけて見えるような爪が健康的な爪といわれています。

病的な爪の異常には、怖い話ですが、肺がんなどで見かける『バチ爪』という太鼓のばちのような指(つめは指をつつむ感じになります)が有名です。また貧血のときには『スプーン爪』といって爪の真中がへこんでしまう場合もあります。


きれいな爪をつくるにはどんなことに気をつければいいの?

爪の原料は結局は食べ物です。バランスよい食事を心がけましょう!とくに貧血だと丸みの無い爪になりがちです。またアミノ酸や鉄、カルシウム、亜鉛が不足すると爪がもろくなります。意識的に取るようにしましょうね。

足の爪は、きつい靴をはくと変形するのであまり締め付けないことも重要です。特に多いのが、母趾の爪が押し込められた巻き爪です。

もし巻き爪になってしまったら、あまり爪を短く切らないようにしましょう。また母趾の外側から爪の上に張り出している皮膚を引っ張るようにテーピングするとだんだん軽快します。また、巻き爪はばい菌がつきやすいので清潔にして下さいね。


意外と多い爪白癬

『白癬=水虫』。水虫というと痒いものというイメージがありますが、爪白癬は痒くないのです。ただ、爪の色が白く濁ってぼろぼろになってしまいます。
一旦かかると爪白癬に塗り薬はあまり効果がありません。内服薬を皮膚科で処方してもらって内服すると3ヶ月~半年くらいで治ります。根気が大事な治療になります。

爪白癬にならないためには、足の通気を良くする事が大事です。また爪の周りの角質は、ぺディキュアが落ちるのを気にしてとらないと白癬菌のえさになってしまいますので、きちんと削っておきましょう。


ネイルをすると爪がいたむのかしら?

ネイルは爪に負担がかかるのかしら?
ネイルは爪に負担がかかるのかしら?
『マニキュアをして爪がぼろぼろになっちゃいました』なんてお話をよく聞きます。でも、じつは一番爪に負担をかけているのはマニキュアよりむしろ除光液なのです。ふき取る際、爪の表面の水分が一緒に奪われて爪が乾燥してしまうのですね。

そうすると爪が割れやすくなったり、でこぼこしてしまったりします。除光液を使ったらクリームやオイルを補給しましょう。

また、これは手の爪の話ですが、洗剤は爪の油分を奪ってしまうのでつめがかさかさになってしまいます。水仕事の多い方はまめにオイルやクリームを爪と爪回りの皮膚に塗ってあげて下さいね。


きれいな爪を作るポイント
  • バランスの良い食事(特にアミノ酸、鉄、亜鉛、カルシウム)
  • 水分は良くふき取って清潔にする
  • くつで締めつきすぎない
  • オイルやクリームで乾燥防止

きれいな爪があるとネイルも楽しいし、足も手もきれいに見えますよね。健康な爪で今年は夏を楽しんじゃいましょう!
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