数十年先も健康は、今の過ごし方が影響します。 |
今、あなたは自分の姿勢に自信がありますか? 猫背になってはいませんか? 年月をかけて、じわじわと忍び寄る背骨の変化が、数十年先の寿命を縮めることになるかもしれません。
骨折が寿命を縮める!?
腰に負担がかかると、足の筋肉にも悪影響が! |
それは、骨折です。「骨折が寿命を縮める!?」とほとんどの人が疑問に思うかもしれません。ここで取り上げる骨折は、誰もが数十年後、高齢者になった時に多発するものです。高齢者はちょっとつまづいただけでも、背骨や足の付け根の骨を折ることが多く、寝たきりの状態が長く続くと、半年~1年以内の死亡率が高くなると言われています。寝たきりで動きがとれなくなると、精神的なストレスもかかり、体の抵抗力も低下し、内臓の疾患などの心配が出てくるのです。
姿勢の悪さが骨折につながる?
そこで重要なのは、この背骨や足の付け根の骨折は、20~30歳からの生活態度が影響するかもしれないということです。肩こりや腰痛を訴えるケースは、この働き盛りの年齢に多く、猫背などの不良姿勢が目立ちます。不良姿勢では、体を支える筋肉バランスが崩れ、上半身を支える腰への負荷も大きくなります。すると、腰がだるくなったり、痛くなったりと症状が出るのですが、この時、下半身の筋力の衰えが進みやすい状態になってしまします。これは自覚しづらい点も問題です。気付かぬ間に足の筋肉の働きが悪くなり、段差も障害物も無い所でつまづいて転んだり、モノを跨ごうとしても足が思ったよりも上がらずつまづいたり。もしこうしたことが、高齢になってから起きてしまったら大変です。それまでの食生活や運動の影響で、骨がモロくなっていれば、寝たきりを強いられるような骨折をする恐れがあるからです。
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