肩こり/肩こりの原因・しくみ・肩こりに潜む病気

ひどい凝り……血色の悪さに病気が潜む?!

肩こりがひどくなると、顔の表情や血色が悪くなる場合があります。顔の表情や血色の確認は、体調管理に役立ちます。ご自身で定期的にチェックしてみましょう。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

顔の表情・血色は?
ご自身の顔の表情や血色をチェックしておくことで、体調管理に役立ちます。
「顔の表情・血色」には、その人に関する情報が表れています。その表情を見て「今日は、この人は機嫌が悪いそうだから、そっとしておこう。」「体調が悪いのを我慢しているのかな?」など、相手の雰囲気や心理状態、体調なども予想することができます。

ですから、ご自身の顔の表情や、血色をチェックすることは、健康状態の確認にもなります。「最近、顔色悪いよね? 」と周囲の人に言われたら、ご自身の体調を振り返ってみましょう。肩こりもひどくなると、顔の血色が悪くなることもあります。今回は、「顔」からわかる健康状態についてお話しましょう。



<CONTENTS>
  • 朝、昼、晩に「顔」チェック!-p.1
  • 顔でわかる!?朝に肩こりがひどい人-p.1
  • 顔の血色が悪い!?昼以降に肩こりがひどい人-p.2
  • 病院へ行くべき!?肩こりと顔の血色-p.2


    朝、昼、晩に「顔」チェック!

    鏡で確認!
    朝と夕方では、顔の表情や血色に違いはありませんか?
    普段の生活の中で、ご自身の顔の表情や、顔の血色を気にしていますか? 意外と自分の顔色は、朝鏡を見たとしても、よほど具合の悪くない限りは覚えていないものです。

    外出先では、他人の顔を見る機会は多いですね。例えば、通勤電車の中では、疲れ切った表情で顔のツヤが無く、うなだれている男性や、無表情で顔が青白く、考え事をしているのか、遠い目をしている女性などを見かけることがあるかと思います。

    そういった表情や顔の血色から、他人の体調や心理状態などは察することができるかもしれませんが、気がつかない間に、ご自身の顔の表情にも、体調や心理状態の不調が表れているかもしれません。毎日、朝、昼、晩と、表情と顔の血色のチェックを習慣にしていると、1日のうちで、何時頃に表情、顔色に変化が出るか、パターンが見えてくる場合があります。


    顔でわかる!? 朝に肩こりがひどい人

    1日の中で、いつ肩こりがひどくなるか、これには個人差があります。精神的なストレスが強く、就寝中にも無意識に首、肩周辺や頬の筋肉に力が入ってしまうタイプの人は、起床時から肩こりを感じることが多いため、どんよりした気分で1日のスタートを切ることになります。

    この時、顔の表情を作る筋肉が硬くなり、こわばりのため口元が上がりにくく「にっこり」と笑顔を作りにくいかもしれません。どちらかというと、無表情になりがちですので、周囲からは「朝から機嫌が悪いの? 」と思われてしまうかもしれません。


    >>次のページでは、「顔の血色が悪い!? 昼以降に肩こりがひどい人」とは? そして、病院へ行くべき気になる「顔色の変化」と「肩こり」についてご紹介しましょう!>>>
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