院長)不妊が思考の中心にならないようにしてほしいですね。出来れば忘れ去って欲しい。妊娠は努力してもどうにもならないことなので。
よってAIHの日を決めても遊びがその日と重なったら、どうぞ遊びを優先して下さい。気持ちの切り替え上手になって下さい。
池上)代替医療についてどのようにお考えですか?
院長)基本的にはやりたいものをやればいいと思っています。やっている事を教えて頂く事はお願いしたいですけれど。それからサプリメントやその他代替医療で気をつけて欲しいのはコストパフォーマンスの悪いもの、怪しいものが多いので、それだけは気を付けて下さい。
入院のための設備も揃っています |
池上)最後に付け加えることがあれば。
院長)我々がよい患者さんだと思うのは、どんどん意見や質問をしてくれる人です。ちょっとした悩みや不安でも遠慮せずに打ち明けて欲しいですし、もちろんこちらの話しも素直に聞いて欲しいと思います。また患者さん達だけが話をする、おしゃべりサロンやFAX・電話相談もあるので、積極的に活用して頂ければと思います。我々は出来るだけきちんと回答したいと思っております。
まとめ
本山院長は日本の不妊専門クリニックの中で最も早い時期の開業をされているドクターの1人です。そして多くのドクターに影響を与えた方でもあります。お話をお聞きしていて、飾らない素直なコメントにはなるほどと考えさせられる点が多かったです。
次回は浜崎婦長のインタビューです。日本カウンセリング学会立ち上げに大きく貢献された日本でも有名な不妊ナースのお1人です。