不妊症/不妊症の基礎知識・治療法・薬

日本受精着床学会取材記2日目(2ページ目)

学会取材2日目。今回は日本受精着床学会の雰囲気をお伝えしたいと思います。学術的なことだけではなく、新製品など最先端のお話なども必見です!

執筆者:池上 文尋

学会の雰囲気とドクターとの交流

ここからは少し余談ですが、学会の雰囲気を感じていただければと思います。

そうこうしているうちにお昼の時間帯になりました。通常であればランチョンセミナーに行くのですが、せっかくの仙台だったので、会場から近い牛タンのお店「味太助」に行くことにしました。

毛髪検査
牛タンとテールスープと麦飯の定食です。メニューはこれしかありません。
久しぶりに食べる老舗の牛タンとテールスープは格別でした。学会は学ぶ場、交流する場であると同時にこのように旅の醍醐味も味わえるチャンスでもあります。通常、忙しく仕事をしているドクターの一種の癒しの場であるともいえます。

昼食を終えて、午後は知り合いのエンブリオロジストやドクターの発表が続いたので、そちらの内容を聴きに行くと共に写真撮影などして楽しみました。クリニックに取材をした時にははにかんでいたり、おとなしかったりする方が学会ではしっかりとした受け答えをしていたりと意外な側面が見ることが出来たのも収穫でした。

毛髪検査
牛タンを焼いているおやじさんに趣を感じます。
午後3時になって、私も東京の事務所に戻る時間になりましたので、帰る前にいつも取材でお世話になっている先生方や製薬企業、医療機器メーカーの代表などにご挨拶をして、帰途につきました。

まとめ

私としては久しぶりの日本受精着床学会でしたが、今回は非常に濃い時間を過ごせたかなと思います。その理由として特に様々な先生に取材を依頼できたこと、そして近況をお聞きしたこと、日本の不妊治療とその研究の方向性が理解できたことなどが挙げられます。

そして、個人的には仙台でグルメな時間を持てたことも良かったです(笑)。

今回の取材をきっかけにまた取材のフィールドを広げられたという面ではありがたい学会でした。発表の中には学術的に興味深いものが多々ありましたが、それらはまた個々にインタビューしていければと思っております。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます