厚生労働省や調査機関が一生懸命に考えているテーマを一介のガイドが書くのは僭越ですが、オールアバウト不妊治療ガイドの視点から検証していきたいと思います。

公共データより


少子化の原因で面白いデータがあります。世田谷区生活文化部が調査した結果です。一番の理由は経済的理由、その次に自分たちの生活を楽しみたいという理由が挙げられています。この2つがダントツの多さとなっています。

関連サイト
少子化の原因グラフ

上記の理由は額面どおりの解釈だけではないように感じます。経済的理由はこの豊かな時代にそうコメントするのはナンセンスですよね。平均4.5人産んでいた1950年の方が貧しかったのは間違いありません。
PCO
2人の時間を楽しむの事が子供を作ることを阻害しているかも??

しかし生活を楽しみたいという言葉で説明がつきます。つまり生活には貧していないが、自分たちが自己実現をするための費用が大事で、子供を作るというのはその次であるという考えなのかもしれません。

マズローの欲求段階説(註)から考えると人間の欲望の一番高いものは自己実現欲望です。子孫繁栄という一次的欲求よりも高次な欲求を満たされる時代に入ってきているとも仮定できます。

用語解説
マズローの欲求段階説とは?

社会が豊かになると子供の死亡率が減ります。子供は確実に大きくなる可能性があるということで多くの子供を作らなくても良いということも身体的に影響を与えているのではないかと考えられます。その理由として乳児死亡率の低い先進国は全部の国が出生率を下げている反面、乳児死亡率のアフリカやアジアの後進国では出生率が高く、人口も増えている状況です。

関連サイト
少子化問題って何?