★関連WEBサイト
金山レディースクリニックサイト
インタビュー内容
■なぜ不妊専門医になられましたか?大学を卒業後、半田市立病院勤務の時に不妊外来を受け持ちました。そして、この病院で体外受精をしようということになり、体外受精チームの立ち上げを行いました。それがきっかけで不妊治療に深く関わることになりました。そして、今までに5,000人以上の妊娠に貢献できたのは幸せな限りです。
■不妊治療における愛知の県民性は?
明るい雰囲気の待合室です。 |
愛知県民はご存知の通り堅実性が高く、貯蓄も多いのが特徴的です。よって治療もステップアップ方式に人気があるように感じます。
また産み分けを希望する人も多く、女児を希望するのが最近の傾向です。
老後面倒を見てくれるからだそうです。(笑)昔は男の子が多かったのですが、時代と共にニーズが変わったようです。
■貴院における不妊原因を多い順に教えて下さい
1位は圧倒的に原因不明(機能性)の不妊ですね。2位は男性不妊(乏精子症)、3位が排卵障害、4位が卵管障害(ピックアップ障害も含む)ですね。
■貴院の治療コンセプトを教えて下さい
入り口付近の様子です。 |
3つあります。一つ目は体に優しい治療を行うということです。それは痛みを出来るだけなくしてしまうということです。二つ目は十分な説明をして納得した上で治療を受けてもらうということです。よって初診は30分~1時間じっくりと話しをします。そのため、一日2名までと決めて、初診のための時間を午後に特別に設けています。また、常に疑問に答えるために電話相談コーナーを設けています。
三つ目は、患者さんの希望を出来るだけ取り上げてあげることです。とにかく患者さんの意思を尊重し、受け入れるのが我々の姿勢です。そして受け入れた上で選択できるメニューを提示することが大事だと思っております。
■貴院のARTにおけるこだわりを教えて下さい
そうですね、当院の不妊治療をされている患者さんは平均年齢が高く37~38歳です。よって妊娠率は30%前後を推移しています。しかし、1%でも率を上げるための努力は常に心がけています。
特に培養室での卵子・精子の扱いには細心の注意を払っています。出来るだけ子宮内の環境に近づけるように設備と技術を高めています。