ストレスマネジメントってどうすればいいの?
まずは記録をつけましょう!
ストレスを感じていると、PMSの症状は悪化しがちです。まず、でも、自分がホントにPMSなのかどうかを知るためには、3ヶ月くらい記録をつけないとわからないといわれています。
ところが、記録をつけ初めて3ヶ月目くらいになると、意外と落ち着いてくることが多いようです。『自分がPMSである』という自覚が出てくることによる安心感、『自分のPMSはこういう症状なのね』ということを理解することによって、対処しやすくなる、などの理由が考えられます。
記録をつけるときのポイントはまず、毎日記録するということ。(大変ですので、スケジュール帳を大きいものにして、下に書き込むとかでもいいと思います。)
150くらいあるともいわれているPMSの症状は、大きく分けて『身体的症状』『精神的症状』『社会的症状』の3つがあります。(詳しくは下の表でチェックしてくださいね。)
自分の症状がどれにあてはまるかを考えながら、それぞれの項目を書き留めてゆきましょう。その時に、その症状のひどさとして、
レベル1:日常生活に支障ない○
レベル2:日常生活に影響がある△
レベル3:激しくひどい×
と分けておくとよいと思います。
【身体的症状】 下腹部 下腹部が痛い・張る、腰痛 血管・神経 頭痛、頭が重い、肩こり、めまい、手足が冷える 消化器 食欲が増える・減る、便秘・下痢、食べ物の好みが変わる 水分代謝 むくみ、のどが渇く 乳房 乳房が痛い・張る 皮膚 にきびができやすい、肌荒れ、お化粧ののりが悪い その他 疲れやすい。眠くなる、おりものが増える、体がうまく動かない、アレルギーがひどくなる |
【精神症状】 イライラする、怒りやすい、攻撃的になる、無気力、憂鬱、自分ってつまらない人間だと思う、弱気になる、涙もろくなる、不安になる、気分が高揚する、気分が集中できない、気分が抑制できない、能率が低下する、性欲が高まる・減退する |
【社会的症状】 社会活動 いつもの通りのしごとができない、整理整頓ができない、自分の健康管理ができない、物事が面倒くさくなる、女性であることがいやになる、月経がいやになる 対人関係 人と口論してしまう、家に引きこもる、誰も自分を理解してくれないし、支えてくれないと思ってしまう、一人でいたい、家族や友人へ暴言をはいてしまう、人付き合いが悪くなる |