ここでまとめて見ましょう。
冷え症の原因は
その1 物理的に寒い環境。
冬、エアコンの効いた室内、薄着、スキーに行ったときなど
その2 体がうまく熱を作れない。
ダイエットのしすぎ、ビタミン不足、冷たいものや体を冷やすものの食べ過ぎなど
その3 皮膚センサーの異常。
たとえば、きつい靴を履く、合ってない下着をつける、普段から足の指をあまり動かさない、など
その4 体温調節の司令塔の異常。
女性ホルモンがうまく出ない→更年期、月経のリズム異常など
自律神経がうまく働かない→自律神経失調症、ストレスなど
(ちなみに女性ホルモンの調節をする部分と自律神経を調節をする中枢は場所的にとっても近いのでお互い影響をうけあっています)
その5 血の流れの異常。
貧血:貧血っていうのは血液の中の酸素を運ぶ成分の赤血球が少ないっていうことなのです。つまり、酸素をうまく運べないのですね。
低血圧:血圧っていうのは心臓が血を送り出す力のこと。つまり、低血圧だともともと、やや血を送り出す力が弱いので血の流れが悪くなりやすいのです。(ただし、症状が出てなければ低血圧自体にまったく問題はないのですが)
などになるわけです。
すこしややこしかったでしょうか?
ちなみに、冷え症で、足の先が紫や真っ白になって感覚が無くなる、指先に潰瘍ができる、などなど、あまりにひどい場合はお医者さんにかかってくださいね。
次回からひえを解消する実践編。
2回目は冷えない食事編です。
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