花粉症の症状が出る人には大変な時期がやってきました。そこで今回は、今まで花粉症に縁がなかった人が、虫歯が原因で花粉症?のような鼻水や鼻づまりが起こる場合について解説します。


上の奥歯が原因になりやすい

上顎洞に近い歯
人によっては、上の奥歯の虫歯によって、鼻にまで症状が出る人がいます
鼻に症状を引き起こすようになる虫歯は、ほとんど上の奥歯が原因です。そして特別な虫歯が引き起こすのではなく、ごく普通の口の中に出来る虫歯なのです。

<症状として>
  • 膿のような鼻水や鼻づまり

  • 目の下からほっぺたの上にかけての腫れ

  • 歯の根元の歯肉が腫れる

  • 奥歯でものを噛むと痛い

などがあります。
但し慢性化している場合には、症状がはっきりせずに、原因が歯にあることが判るまで、時間がかかることがあります。



骨の形が関係する

上の顎の空洞
この辺の骨の中には、どんな人にも必ず空洞がある

虫歯が進行すると歯の内部に細菌が入り込んで行きます。この細菌がどんどん、歯の根の奥の部分にまで侵入して、歯の根の先から外に出てしまいます。

普通、歯は骨の中にはまり込んでいるのですが、上の奥歯の部分には、どんな人にも「上顎洞」と呼ばれる鼻にも繋がる骨の空洞が、歯の少し上に存在しています。この空洞は年齢と共に大きくなると言われていています。

そしてこの空洞が大きな人は、上の歯の根の先端がすでに空洞に飛び出ている場合があり、そのため虫歯の細菌がこの空洞に入ると炎症が空洞に広がり、鼻には、鼻水や鼻づまり、臭いが判らなくなるといった症状が出るようになるのです。

虫歯が原因で空洞に膿が溜まったりすると、蓄膿症のような症状が出ます。しかし耳鼻科での治療だけでは完治せずに、歯の治療が必要になります。

(※空洞の大きさは個人差が大変大きく、歯の根が空洞に飛び出しているかどうかは、人によって異なります。)

>>まずはどちらの病院に行きますか?耳鼻科それとも歯科?>>